UBA Contest 参戦記 主催 : 
後援 : 
日時 : 2008年2月24日
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄


 開始
 このCONTESTは開始時間が日本時間では23日土曜日の午後10時からである。
この時間に日本とユーロッパのパスが開けていると思えないが、午後11時頃無線機に確認の灯を入れたが14MhzCWでは信号音は何も聞こえない。
今回は無線機をFT767からFT847へ換えた。
FT767が永年固定用に対し、847は移動専用で使用して来た。最近は移動がメッキリ減り、物置に眠ってたのを呼び起こした。

 春一番
 昨日の昼間、春一番の突風が吹いた。
買い物から帰ると夏場の台風でも外れなかった縁側のスダレが外れていた。
今日も朝から大きな風音で目が覚めた。
雨戸を開けてアンテナを見ると異常は無かった。
たまにはルーフタワーまで行って、様子を見る事を催促されているのかな?
今朝は春2番の強風だからやがて春の到来だ。
寒いのは嫌いだ、早く暖かくなれと思う。
夏のじっとしているだけでも汗が出る頃は、暑いのは嫌いだ、早く涼しくなれと思う。

 LOG
 UBA CONTESTはマルチがEUの一部のDXCCと、ベルギ−はPREFIXと県名と3種ある。
複雑な為にZLOGにCFGが無い。
SDU from EI5DI,N1MM logger or WinOnContest from ON4AVJとルールには紹介されているので、DLしたが初期設定からつまずき、門前払いで全て挫折した。
昨年はどの様にしたのか、その記憶もMEMOもないが、今出来る最良の方法としてCTESTWINのマルチチェック無しで受けて、後からゆっくり考える。

 CTESTWIN
 001形式はZLOGでは$Sだが、CTESTWINではHELPで探して$Uと判明。試しにやると成功した。
午後1時に無線機を聞くと、もうUゾーンからCQ UBAが発射されている。
試しに数回呼んだが、応答はない。
後から更にコンデションが上がってから呼ぶ事とする。
その後から分かった事だが、アンテナが違う方向を向いていたのが原因!

 午後2時
 この時間になるとUゾーンからCQ UBAはしっかり聞こえる。
普段と違う無線機とLOGの両方で操作に戸惑う、音も耳に馴染めずまごつく。
最初はデュープがないので、端から呼ぶとQSOが成立し出足は快調。
7局目まではUゾーンだが、8局目はブルガリア。今の時間にしては好調なので、昨年の記録更新を意識する。
ちなみに2007年は37QSOで62点の8マルチで496点
そして2005年が42QSOなので、50QSOを目標とする。

 午後3時半
 台所の換気扇カバー等を近くのホームセンターで調達し、清掃後交換。
これで昨日の土曜日から断続的に続いた家事は終了で、安心して無線に取り組める。
FT767とFT847の両方に切り替え器経由でアンテナを、スピーカーは両方それぞれにつなぐ。
2時頃からLZが聞こえるので、もう東欧が全開するかと思いきや、その後はUゾーン主体に萎縮した。
午後4時を過ぎる頃から東欧の強い局にはエコーが掛かり音が反射してCALLも番号が取れず、諦め。

 午後4時半
 この時間になるとヨーロッパの全体から断片的だが聞こえ始める
CONTEST参加局は地域が偏っているが、CQ DXを出している局はそれ以外の地域からも出ている。
その辺からCQ UBAが聞こえるとマルチが稼げると思うが、現実は出してない。
そろそろベルギーにお出ましをお願いしたい時間に差し掛かってきた。

 午後5時半
 やっとベルギーと1局だけ交信できた。
広範な地域から聞こえるとの期待を勝手に持ったが、実は期待を勝手に持った時が最高で、時間がたって仕舞いへ。
Uゾーンの局の返答を聞いているとそれなりにEU各地から呼ばれているが、私のアンテナでは聞こえない。

 午後6時半
 再び無線機に戻り灯を入れてCQ UBAを探す。
もうフェードアウトが始まっている感じで、主力のUゾーンすら半分位しか聞こえない感じ。
結局肝心なベルギーとは1局のみ。途中で更に1〜2局のQSOの余地はあったが、順番待ちしていると居なくなった。
午後7時を過ぎる頃には全てデュープになったので終わりとする。この時間まで聞こえることがSSN回復開始の合図。

 無線機
 FT767とFT847の聞き比べをやりながらのコンテストになったが、FT767の方が内部雑音が低いので聞き易い。
FT847は感度は高くQRMはフィルターで逃げるとか合理的だが、基本性能で負けている感じ。

 
 青梅市はJR宮ノ平駅にほど近い明白院のしだれ梅です。
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編集者 JR1CLL  RRK トップページに戻る