CQ World Wide DX RTTY contest 主催 : 
後援 : 
日時 : 2010年9月25日
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄


 毎年秋に行われるWWはSSBもCWもその年の最高のCONDXとなる時期に行われるので、昔から馴染んできたCONTESTである。
RTTYの部が一足早い9月に行われるが、参加するのは今回が初めてです。

MULTIPSKをローカルのOMから教えて貰いましたが、習得は今一なんです。
まず、黒ゾーンの中に黄色い縞のワォーターホールを、受講時は確認出来ましたが、今回は出ません(どこか余計なを設定した?)。
しかし、その左のSPECTRUMで電波と共に波が出てくるので、それにあわせれば良さそうです!

 パソコンとの接続
 無線機からのオーディオはモノラルだが、パソコンのMIC-INPUTはステレオです。
ここへモノラル端子を差せば、先端は通じても中央のジャックの押さえはアース棒を抑える事から、その回路はアースとなります。
改善策とすれば、モノラル端子をステレオ端子に付け替えれば良さそう! 突貫工事を挙行

 25日午前9時半。
 午前9時半で開始時間には遅れたが、アメリカの局を数回のCALLし、やっと応答あり。さてこれからだ!
SPECTRUMに波をあわせるのは手間が掛かるので、大体のところでクリックするのが楽そう。

 11時
 電信のQSOならもっと短時間につながるのだが、RTTYではそうもいかない。
交信時間が長いので、待っている人の待ち時間も更に長くなる。
待っている間に緊張がなくなり、ノンビリムードになる。

 午後1時半
 昼食も終えたので覗いて見る。
中央アメリカのガラパゴス島とQSO。いつもの地域限定コンテストではなく、ワールドワイドですべて対象だから出来るQSO。
ここで21Mhzに変えて、手近いな香港やグァム等とQSO。

 午後2時半
 ゾーン14や15が入り始めた。
いずれもCWでよく交信する地域だが、CWと違い一文ずつ送られてくるのが特徴だ。
確かにCWも一文字づつだが、その速さが随分と異なる。
CWやSSBの緊張感は解けるが、ノンビリムードもこれから年相応にいいかも?

 パソコン
 パソコン画面の左側1/3にZLOGを張り、右の2/3にMULTIPSKの画面を張れば、1枚の画面で済ませる。
そしてMULTIPSKが進んでいるときにZLOGに切り替えれば、両方同時に終わる。
とりあえず、呼ぶだけなので、当面これで大丈夫?
大相撲が始まっているので、そちらも覗いてこよう!

 バンド幅
 RTTYはバンド幅を要するので必要周波数帯が広がる。
コンデションがよくなり局数が増えるとその幅だけでも大変になる(余計な心配)?
午後6時過ぎは14Mhzも安定しているので21Mhzを覗き、ヨーロッパを中心に何局かQSOで来た。
しばらく夕食で抜ける。

 午後9時半
 お風呂に入る前に一通り流す。
21Mhzは死んで似るようだか、14MhzはEUが依然残っている。丹念に探し、数局拾う。

 26日午前6時半
 アメリカは朝に東海岸が聞えやすい。それで今までARRLやWWは2日目に早起きを繰り返したが、今日はどうか?
ワシントン州の局が居並ぶ中にW1を発見。
CQへの後のコール数回で応答があり。
その横にメキシコ局も傍に並んで居たのでコールしたら、QSOできた。

 午前8時半
 朝食も済んだので一通り眺めて見る
CWやSSBの様にけたたましくは無いが、21Mhz,14Mhzも穏やかにQSOが進んでいる。
アジア、北米、そして南米も一部聞える。
今の時間は北米東部が狙いどころ!

 宿題
 CQを出す局は、相手のCALLや番号を即座にログに取り込む仕組みが完成している。日時や時間も当然だ。
これが無い限り、円滑な運用は困難で、それを知るのが次の自己ターゲットかな?
例えCQを出さずとも、円滑な仕組みがあれば、操作の簡素化につながる。

 11時
 ベネズエラの局を多数の局が追いかけ中。
しばらくワッチしたが、呼ぶ局数が減らないので諦めた。

 午後5時半
 急いで所要から帰ったがすでに相撲は終わり、表彰式の途中。菅直人首相より渡された総理大臣胚の言葉に62連勝とあったので15戦連勝とわかった。
無線の方は14MhzでNEWを探す。
EUの開けている時間であるが、6時過ぎには当たりが急に弱くなった気がする⇒アンテナの切り替えミスだった!

 午後8時
 竜馬をやめてこの無線を先に興じる。
14Mhzはそれなりに依然継続されている。
でもその中心は15・16で好奇心の薄いゾーンである。

 午後9時
 7Mhzは7030付近の前後10kc程度と思いきや、実は7100から下の数箇所に広がっている事を確認した。
7100から上はアンテナのSWRが2を越えるので電波を出せない。
そこで7100から順繰り下へ、CQを拾っていく作戦で7Mhzを10局程度QSOした。

 午後10時半
 風呂を出たのでザーと聞いて寝る。
14Mhzは全体に局数が夕方の半分以下となり、強い局はデュープ。
弱い局を拾うのは双方が辛いので、今日はこれまでとする。
7Mhz*17局、14Mhz*91局、21Mhz*23局で合計131局とQSO。

 27日朝6時半
 朝のEUを7Mhzで聞く。
15がそれなりに入ってるが、多くはデュープ。
追いかけているうちに7時を回る。
14も新しい局はなさそうだし、21もCQはJAのオンパレード。

 朝9時前
終了間際の8時40分頃から、最後を締めくくる。今朝から14Mhzで8局足して139局。
2日間のコンテストは終わり。


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編集者 JR1CLL  RRK トップページに戻る