東京 Contest参戦記 電信マルチ部門 第1位 |
主催 : 後援 : 日時 : 2000年 5月 3日 |
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄 |
昨年結果との比較(3 MAY 2000) <2000 結果> バンド 交信局数 得点 マルチ 21 MHz 84 127 42 28 MHz 50 80 31 50 MHz 77 117 32 144 MHz 36 53 15 合 計 247 377 × 120 = 45240 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− <1999 結果> バンド 交信局数 得点 マルチ 21 MHz 79 123 42 28 MHz 44 66 23 50 MHz 50 73 25 144 MHz 38 55 19 合 計 211 317 × 109 = 34553 21Mhzは大差が無いが、50Mhzの改善が大きく、続いて28Mhzが寄与している。 144Mhzは局数・マルチ共に後退し、無線界の兆候を反映している。 21MhzがTOP 昨年は電信マルチの初トライだったので打順がわからず、過去の電信電話マルチの経験から50をTOPバッターとしたが、結果は外れで、21が本命と見抜いた。 今年は当然21MhzをTOPバッターをとしたところ、最初の数分だけは予想以上のパイルで自己の処理能力が飽和してしまった。99%の時間は許容範囲だったが。 能力が飽和 数局が同時に同じ様な信号の強さと音色でコールすると、聞き分けが不能になる。 開始直前からのVVVの予告に続いて、CQに切り替えた瞬間は、その中から抜きん出た局を拾えたが、残りは差の無い集団となってしまい識別が不能だった。 zLOG 今回もzLOGに悩まされる。 @$R006で599006と打たず、O006となる。仕方が無いので5NNOO6と直接指定で回避した。 $Rはどこで指定?ACtrl*Zで指示された時間3.5秒間隔で指定回数15回迄CQをリピートする筈。 でも5回前後で止まってしまう。すると全てのFnキーが効か無い。病むを得ずProgramを閉じて再ロードで復帰。 これが6時間内に10回前後発生した。 いろいろ不満は有るが、今やzLOG無しではContestは出来ない程に効能が大きい。 アンテナ 予定通りに28/21はCQで50は4エレ八木、144は10エレ八木を1本のポールで上げた。 先のALL−JAで上がらなかったポールに、予めクレ556を塗っていたのが効いて、難なく上がり、修理完了を確認した。 弱点の確認 28Mhzは呼んで来る間隔が1〜2分と長く、時間的制約による他とのバランスにより時間を掛けれない。 144Mhzでは出力が50W出るべきところが10Wも出ない現象が再発した。 SWR計や無線機の同軸ケーブルを締め直したら直ったが不安。 前半vs後半 恐怖のパイルから始まったスタートは別にして、淡々としたペースで前半は過ぎた。 正午を過ぎる頃からコールが減り、眠くなる。 後半を如何に持ち上げるか、スタートを如何にさばくかが来年の課題だ。 下表では時間の経過と共に確実に減少している。 <時間ごとの交信局数> (括弧内は電信の内数) 21 28 50 144 ALL --------------------------------------------------------- [09] 28(28) 25(25) 7(7) 0 60(60) [10] 5(5) 0 32(32) 17(17) 54(54) [11] 24(24) 9(9) 3(3) 0 36(36) [12] 19(19) 1(1) 12(12) 4(4) 36(36) [13] 0 5(5) 13(13) 13(13) 31(31) [14] 8(8) 10(10) 10(10) 2(2) 30(30) Total 84(84) 50(50) 77(77) 36(36) 247(247) ログの提出 ALL−JAと東京Contestと同時投函なので書類が交錯しない様に注意を払う。 ポストの前では、再度点検をしなくても大丈夫だろうかとの心配がかすめるが、思い切って押し込む。 以上 |
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編集者 JR1CLL | RRK トップページに戻る |