CQ WOLRD WIDE DX PONE
           
Contest参戦記
主催 : 
後援 : 
日時 : 2000年 10月 28日〜29日 
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄

 
『28Mhzシングルバンドを4エレ八木で24hの移動参戦』

 
高指山
 自分の知り得る移動地から高指山とした。
ここなら高水山と比較して南方面も開けている。
昨年、高水山では林に吸収されて駄目だったロングパスのEUも期待が持てる。
石垣の上に自作の脚立タワーで八木を自立させ、下に車を止めて同軸を引けば地上高10mを確保出来る。
午前9時半に設営完了。

 
SWR
 まずBR−200の測定ではSWRが2.0均一で、干渉を受けている様だ。
28Mhz帯になると針が動かず不安だったが、何故か無線機では、SWR=1.1で安心。

 
開始
 40分遅刻で開始。
28.3から上へ順にサーチしながらCALL。WとのCONDXはSメーターの振れからは並レベル。
後から分かった事だが、Wとオープン時間のピークを過ぎていた様だ。

 
Voice Memory
 WINDOWS95のVoice Memoryを使用した。
数局呼んで来たが、Wが終演となるとBAND内が静まり、ハム音が気になる。
PCのVoice MemoryとMICの切り替え器をバラックから正式に作り替える必要が有る。

 
ハイキング客1
 ここはハイキングのメッカで、多数の来客を予想したが、2〜3割が立ち寄り、他は通過する。
食事をするには立ち木で見晴らしが悪いし、少し手前に富士山が正面に見える場所が有る。

 
ハイキング客2
 移動運用では普段出来ない体験をする事が有る。
夕方の薄暗くなった頃に窓をノックされた。振り返ると若いアベックだ。
高麗駅に行きたいので道を教えてくれとの事。
説明しても分かって無い様なので、下りの分岐点まで数百m一緒に歩いた。
どう見てもハイキングの格好で無い。
薄暗い持間で雨も降り始め、不安そうな面持ちだったので励ましておいたが、無事帰り着いただろうか?

 
Sは7を超えれば
 DXのビッグガンがSメーターをオーバー9に振らす事に騙されてはいけない。
CQを出す目安はJAのCQに応答するDXの局のSメーターの強さが参考となる。
目安は、Sメーターが7を超えれば応答は堅い様でしかるにCQも出し易い。
7未満ではCALLしてもAGAINを要求されるので、CQを出すのは無駄の様だ。
同じ7では細い信号はAGAIN、太い信号は応答が有る。
CWでは1ランク低下しても同等の効果があると思うが。

 
高指山が優る
 午後6時を過ぎると、JAのCQに応答するEU局の信号は確実に低下している。
CQを出しているJA局との場所関係を抜きにすると、こちらが聞こえているのに、再送要求を繰り返している局を散見する。
高水山では無かった経験だが、高指山が優る証拠か?

 
2日目
 午前6時10分に再開したが、既にW7GGがオーバー9で入感している。
昨年の記憶ではWは6時過ぎから聞こえ始めるが、オーバー9になるのは7時頃。
今の10月が最高潮なのか1時間早い様だ。
6時台では局と局の間にノイズはなかったが、7時を過ぎるとその間にノイズが詰まる。

 
キーボード
 CQの応答はSSBでは、片手はハンドMICなので片手キーインでやり辛い。
トロイと再度CALLが来るので焦る。
慣れる事が大切とは思う。
CW時は両手が使えるのでキーボードを叩き易いが、聞き取りがトロイから同じ?

 
成績
 QSO数:305局、 Zone数:30、 カントリー数:60、 得点:77850点
出来なかったZone:2・7・8・19・25・35・36・38・39・40
出来ためぼしいカントリー
カリブ:Virgin IS.、Aruba、Galapagos IS.
中 東:Kuwait、Arabe首長国
A F:African Italy、Eguypt、Uganda、

 
9:40閉店
 立ち上がりが6時と早いせいか、9時を過ぎると潮が引くのを感じる。 
バンド内をサーチしても新局は無く、CQを出す。
4エレ八木でも出し続ければ30局/hのペースで応答はある実感だ。
でもこれでは暇で寂しいし、昼迄には帰る約束なので、24h経過で閉店。


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編集者 JR1CLL  RRK トップページに戻る