千葉Contest参戦記 14Mhz帯部門 3位 |
主催 : 後援 : 日時 : 2000年 11月 12日 |
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄 |
Contestへ移動で参加するには、固定局より各種のリスクが多い。 今回はその幾つかのリスクに直面した移動運用となり、Contestは2の次であった。 ちんきな踏み切り(●第1のリスク) 高速は迷わないが、一般道R410でJR上総松岡駅を過ぎる辺りで大いに迷った。 やがて標識がR465に変わった事から通り過ぎた事を知る。一旦戻り、ちんきな『踏み切りを渡ればR410』の標識に従うが、細い道をクネクネして山に入り、鴨川方面で先程のR465で出た。 また踏み切りの振り出しに戻りリトライするが同じ。 つまり鴨川方面とはR465を指し、自分の行きたい鴨川は館山や富津方面を指すので、今度はバックして分岐を反対の西方面に向う。 R410発見 やがて国道とは言えない小さなトンネルに入る。 もう少し戻って学校の脇を通り抜けると、それなり広い。 偶然にもR410の標識に出会う。 館山や富津方面の西に向ったが下る感じなので大いに戻り、『大雨時には通行止』の東方向へ登り始めた。山越えすると富津から鴨川方面の地図にある道に出たので左折した。 これで成功したと思いきや、やがて道が細くなる。 また迷子と思ったが、少し手前を右折するのが道なりの様だ。 あと2時間しかない午前10時に現地にやっと到着。これで全てが狂い始めた千葉Contestであった。 アンテナ(●第2のリスク) 現着へ遅刻し急いで14のヘンテナを上げるSWR<1.5の範囲は14.100〜14.250で14.050からのCWには厳しいが、調整時間が無いのでこれで行く。 開始周波数は14.070と高いが、SWR=1.8と精神的に許容出来る限界で正午からCQを開始。 zLOG(●第3のリスク) CtrlZで連続する筈のCQが途切れて固まる。 昨晩DLした19Dのバグと仮定し、実績の有る18Cで立ち上げ直すがこれも同じ。 18でも同じで、こうなるとzLOGよりWIN95の方がおかしいかも。再立ち上げの連続で時間を浪費しContestにならないので、PF1を数秒おきに押すことに徹する。情けない! こんな現象は私だけでしょうか? Voice Meory(●第4のリスク) SSBではパラパラしかCALLが無いなので、がなるのも疲れるのでVoice Meory再生にトライする。 固定用のFT767GXXによる直前の実験では許容出来る程度のホワイトノイズだった。 今回は移動用のFT847で本番試用したら、予想外にノイズが大きく最初から諦めざるを得ない。 767はMIC−GNDもLOGIC−GNDも共通だが、847は分離されているのが原因? 午後2時(●第5のリスク) 午後からは小春日和で日がさすと車内は温室となりジャンパーを脱いでも暑いので窓を開けたり閉めたり。かと言って外はヒンヤリだ。 呼ばれている間は集中するのでまだ良いが、多くは呼ばれないので、暑い様な寒い様な感じからクシャミを連発する。これは風邪の予兆である。 午後3時 午後2時に107QSOだったが、3時では136局で、以降は更にペースダウン。 BAND内を捜してもCQを出している局は、CWとSSBで5局程度か。 昨年の21Mhzがそうだったが、14も同じだとは思わなかった。 後方右のバンパー(●第6のリスク) 本日アンテナを組み立てている時に気が付いたが、後右のバックのランプとバンパーの間が、5cm程度開いている。 今日は果たして無事に帰れるか心配になって来た。呼ばれ無いので、余計な事を考え出す。 車は 気になる車は、上からバンパーが押さえられ、曲がったとの修理屋さんの診断で安心した。 12年間の走行でボルトが外れたとも予想したが、取れて落ち始めているのではない。 パリーダカールラリーの観すぎか? バンパー取り付け金具の曲がりを戻して済ましたとの事でした。 店終い 午後4時を過ぎると、全く呼ばれない。 国内はSKIPで、南米からの『CQ JAPAN』が59オーバーで入る。 県内局の1局がCWでCQを繰り返し、適宜呼ばれているが、信号の砂利付きで取るのは苦しい。 午後4時半、Contest終了の6時には少し早いがもう無駄なので辞める。 zPRINT ログを印刷するのにzLOGから入り、fileでzPRINTに入るとtime out errorとなり、印刷が出来ない。 そこでzPRINTに直接入ると印刷出来た。これでログを提出出来た。 <結果> バンド 交信局数 得点 マルチ 14 MHz 163 288 53 合 計 163 288 × 53 = 15264 <時間ごとの交信局数> (括弧内は電信の内数) 14 ALL [12] 58(36) 58(36) [13] 49(38) 49(38) [14] 29(13) 29(13) [15] 21(14) 21(14) [16] 6(6) 6(6) Total 163(107) 163(107) |
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編集者 JR1CLL | RRK トップページに戻る |