関東UHF Contest
          参戦記
   430Mhz帯 CW部門 第10位
主催 : 
後援 : 
日時 : 2001年 2月11日 
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄

 冬の山は林道が雪で除雪されても素人には入れず(写真参照)。
仕方なく平地からCQを出すが,Uは山と平地の格差が歴然で、覚悟通り午後から呼ばれずリタイヤ。


 平成13年2月11日
 午前6時半に茶畑に到着、日の出前だが充分明るく、設営を開始。
アンテナは1時間で上がったが、その間に放置していた発電機が掛からない。
ここでしごくと強制吸い込みと
で入院なので日向に出して少し待つと、やはり掛かった。発電機は冷え性の様だ。

 SWR確認
 初出場で心配なUU1202のSWRは両端で1.5、中央で1.0の理想形。
全域良好で
第1関門は無事通過。何せ、前週の下見兼リハーサルではNJ−MPが無くアンテナの
上げ下げだけで通電出来ずに帰ったが、今日はバッチリだ。

 平地は駄目
 8時半に準備完了でワッチを開始,
黒山展望台からFMのCQに対し,即CALLが有りQSOが始まったが、その相手が31程度で確認が満足に出来ない。山の威力を思いしらされこの先が思いやられる。

 開始直前
 準備はいつも開始ギリギリだが、今回は場所も近く、早めに終わり手持ち無沙汰だ。
ようやく5分前頃からCWバンドにもVVVがあちこちで聞こえ始めた。
自分も3分前からVVVを発射し周波数確保と好スタートを狙う。
開始前の僅かな時間だが興奮を憶える。これが良い〜。

 西東京市
 9時丁度にCQに切り替えると即CALLを受け、スタートは決まったが後続が無い。
先月新市となった西東京市はJCCが1030でZLOGのマルチFILEに存在せずエラーとなる。
そのエラー処理もF4にNR?を入れておけば良い物を、VVVが入っており自分も一瞬惑う。

 大岳反射より
 過去の関東−UHFで茶畑で入賞した年は大岳反射だったと記憶。
FMよりCWは局数少ないので、更に良い反射を探す.
大岳の少し右奥の雪を被った山に向けたら、こちらの方が標高が有る様で、応答エリアも広く、頻度も多い感じだ。でも時間と共に呼ばれるインターバルが長くなる。

 カメラも冷え性

 UU1202は初めてだし、お呼びも掛からないし茶畑も久し振りなので、写真を撮る。
でもシャッターが下りない。
これは電池の低温特性が対応出来てない為で、暫く車の窓際に放置して暖める。
茶畑に陽炎が舞い終える頃に、リトライしたらバッチリ。

 車内は温室
 厳寒の2月でも太陽が昇れば車内は温室、上着を脱ぎ窓も開ける程に暑くなる。
起床が早く、呼ばれないたるみと、温かさからついコックリが始まる。
CQは自動で流しているが、たまに応答があるとキーボードにまごつく事数回。

 リタイヤ
 昼過は呼ばれるインターバルが10分を超え、耐え難き限界と判断し、13時30分にリタイヤした。
最後のワッチでも山組はそれなりに声が掛かっている様で、ぐやしー。

 反省
 このContestを楽しむには山組に入るのが近道。
先週の下見では、北側斜面は依然雪。
車幅は除雪されていたが、雪が踏み固められ、登りは見るからに滑りそうで引き返した。
早朝の登りは更に厳しい条件と想定し無難な平地にしたが。

 得点
 430CWの部 89QSO*63マルチ=5607点
                                      
    おしまい
ご意見、ご感想、ご質問等有りましたらお願いいたします。je1rrk@cqjapan.com 山崎
編集者 JR1CLL  RRK トップページに戻る