6m&Down Contest 参戦記 |
主催 : 後援 : 日時 : 2001年 7月7日〜8日 |
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄 |
<結果> バンド 交信局数 得点 マルチ 50 MHz 261 261 32 144 MHz 103 103 18 430 MHz 56 56 10 合 計 420 420 × 60 = 25200 <アンテナ> 50 MHz 7エレ八木(ナガラ製SS76) 144 MHz 8エレCQ*2(ラムダアンテナ製KQ−2) 430 MHz 12エレヘンテナ*2(大裕工業製UU1202) お出掛け 天気予報は雨だが,薄曇で降って無い.予め準備出来ない食料の買い込みを済ませ出発。 以前は夜明け前に出掛けていたが、最近は仕事の圧力から前日までその気になれず、成り行きで起きてからの出発になって来た. UU1202 今回は430を強化しUU1202使用する.分解はしたくないので,ルーフに乗せ自転車のゴムバンドで縛る.圏央道から関越道に入って間もない嵐山PAに一旦入り、緩みが無いか点検を行う. 大丈夫だったので,それまでの80Km/h走行から100Km/hの走行に替える. 現地は草木が茂り、両横を擦りながらの走行だが,先客は居ずまずは一安心. 430 430は手回し、タイヤベース固定の9mhとする。UU1202は2月の関東UHFContest 以来、家の裏に野ざらしにしていたので、NJコネクター部の絶縁が心配だったが,テープの保護 が効いて良い様だ.山の天気も薄曇りで、鶯の声が鳴り響く。 144と50 ローテーター付き脚立をステーで自立させ、50はポールの上、144は下に取り付けた。 144の8*2CQは昨年の6D以来、1年振りの登場である。 これも家の裏に野ざらしをしているのでアプレッターアームにひびが幾重にも入り、老い先は短い事を暗示している。 SWR 50と144は、アンテナアナライザーでアンテナが上がった瞬間にSWRを計れるので安心。 430は測定対象外なので,無線機や小物を出して配線をし発電機を動かしてからの確認で、アプローチが長い。リグのセットはこの後に必要な事だが,早く結果を知りたいのは心理。 ZLOG 試し打ちは40が福岡ならず秋田、50は山形と表示する。 悩んだ末、電力マークを付加してOKとなった。マルチは右から2・3バイト目をデコードしている様だ。 又BAND切り替えは50の次は10Ghzと来る.ZLOG.CFGのPOWER部の記述で該当周波数が−になっており、144や430の部位をMに置換すると解消出来た。 まぐれ当たりでも解決すると気持ちが良い. 休憩 一通り事前点検は終わったので夕食とし、以降は午後8時まで後ろで横になる。 車が傾斜に止まっているので体が下にずれるが、足で止まる。 そんな事を気にしているうちに寝込み、目覚ましが鳴る。 下界は蒸し暑いが山の上はさわやかで快適。 とにかく車外に出て目を覚まし,発電機を掛ける. 50スタート 開始数分前からVVVを流し,存在をPR後に21時丁度でCQへ切り替えるいつものパターン。 連続的に呼んで来れば遠征した甲斐が有ったと言うものだが、それもつかの間で15分後にはCALLが切れ、CQの連呼の合間に呼ばれるパターンに変わり落胆へ。 144はゆったり 次は144へ切り替えるが、テンポがゆるい.QSOに余分な符号が付加されるが局数が少ないので、同様に対応して場もちをさせる。 関東のマルチが揃うまで我慢し、430へQSY。 430はノイズが少なく弱い信号も拾い易いが、反対には寂しさが助長される。 2・3エリアを点検 局数重視でアンテナは1エリアに向けて始めたが、深夜0時で一旦2・3エリアを点検する。 50は2エリアが揃い収穫が有ったが、144や430では聞こえないので,また1エリアに戻す.午前1時を過ぎたので、年齢と体力から深追いは止めて早めに横になる。 2日目朝はパッチリ 午前5時に目がさめた。山の朝は爽やかだ.無線機に火を入れると50Mhzでは5エリアと3エリアがQSOをしており、両方聞こえる。 この時ばかりはPCの立ち上がりが待ち長い。 急いでCALL&GET。BAND内をサーチし他にも数マルチをGET。刺激的な夜明けだ. 柳の下の泥鰌を求め 続いて144や430もサーチしたが、それは無かった。 CONDXの都合も有るので,CQとサーチを半々とし緊張の維持に努めた。 その結果,午前7時半に144で24,39と続いて GET。以降のQSYは50を基点に144,430とし、常に50に戻る事にした。 Eスポ 10時50分に遂に50で沖縄からコールあり。 更なるCALLを期待したが、6エリアから コールは無いのでサーチに移る.すると11:00に8エリアを発見、立て続けに3マルチをGET。 その後も8エリアと思わしき局をワッチしたが、QSBからフェードアウトへ。 但し,大オープンの前兆とも予想し,アンテナは北東に固定し,CALL&QSOをサーチしながら、その時を待つ. UU1202で捕捉出来ず 430でも1エリアの外をGETをしたいが入らない。 本当に入感してないのか他局の動向を探る.順にサーチしていくと3エリアとQSOしている局を発見。 切り替わると3エリアは全く聞こえずガックリ。 条件の違いも随分有る筈なので,アンテナ以前の差も有るとし動揺を鎮める.更にサーチをしても入らないものは入らないので、これ以上究明するのは止めた. 撤収 2時から144と430のニューマルチを探したが、成果は430の福島のみ。 いよいよラストはQSO確率の一番高い50で流す.14:20に山形、14:41に宮崎をGET。 後はだらだらで終り. 帰宅 撤収に2時間半、帰路で2時間半の合計5時間+休息で午後9時帰宅。 UU1202の固定で時間を予想以上に要した.つまり心配を始めるときりが無い様だ。 <時間ごとの交信局数> (括弧内は電信の内数) 50 144 430 ALL ------------------------------------------- [21] 66(66) 0 0 66(66) [22] 0 29(29) 13(13) 42(42) [23] 26(26) 6(6) 6(6) 38(38) [00] 10(10) 7(7) 10(10) 27(27) [01] 5(5) 0 0 5(5) [02] 0 0 0 0 [03] 0 0 0 0 [04] 0 0 0 0 [05] 9(9) 5(5) 5(5) 19(19) [06] 33(33) 0 0 33(33) [07] 4(4) 9(9) 6(6) 19(19) [08] 20(20) 16(16) 0 36(36) [09] 21(21) 4(4) 0 25(25) [10] 9(9) 3(3) 10(10) 22(22) [11] 10(10) 3(3) 2(2) 15(15) [12] 21(21) 3(3) 0 24(24) [13] 11(11) 12(12) 2(2) 25(25) [14] 16(16) 6(6) 2(2) 24(24) ------------------------------------------- Total 261(261) 103(103) 56(56) 420(420) <マルチプライヤーの獲得状況> 50 144 430 ALL ------------------------------- [21] 12 - - 12 [22] - 9 5 14 [23] - - 1 1 [00] 2 - 2 4 [01] 1 - - 1 [02] - - - - [03] - - - - [04] - - - - [05] 5 1 - 6 [06] 3 - - 3 [07] - 2 1 3 [08] - 5 - 5 [09] 2 1 - 3 [10] 3 - - 3 [11] 2 - - 2 [12] - - - - [13] - - - - [14] 2 - 1 3 ------------------------------- Total 32 18 10 60 ![]() ![]() QSO頂きました皆様に御礼を申し上げます. |
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編集者 JR1CLL | RRK トップページに戻る |