Field Day Contest 参戦記 |
主催 : 後援 : 日時 : 2001年 8月5日 |
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄 |
今年の夏は特に疲れる 7月1日から始まった雨の降らない夏は、日を追う毎に暑くなり、夜は寝苦しい。 就寝中のエアコンは冷房病なるのでおやすみタイマーで、やがて切る。 夜通し暑い熱帯夜は、夜中に起きた際に窓を少し開けて、外気を入れる。 そのせいか喉がいがらぽい。50代も中盤になったせいか今年の夏は特に疲れる。 フレックスタイム 疲れから気持ちが盛り上がらず,FDは手近な移動でシングルとし、7Mhzにする。 更にフルタイム参戦は疲れるので,翌日昼間だけのフレックスタイムとする。 1年ぶりの高水山 午前6時40分に1年ぶりの高水山に到着した。 天候は霧雨で同業者は無し。 和尚さんに1年ぶりに会ったが、今日はお寺の草刈デーで麓の人が沢山来るとか。 でもこの場所までは来ないそうで安心した。 1エレCQ 7月に用意した各部品を本日初めて1エレCQとして組み立てる。 予定通りに組み上がったが、誤算は共振周波数が7.6Mhzと高い。 両方を1.25m延長したら、7.2Mhzへ400hz移動。 更にカット&トライを経て取り敢えず全域SWR<1.5内に収まった時点で調整は切り上げた. 弁当を食べる 車内の無線室が完成する頃には午前10時半になった。 大幅な遅刻なので、ついでに昼食とする。 食べるのは早いので時間ロスは問題外。 やっと開始 CQを連呼するが、期待ほど呼んで来ない。 1,2,0エリアの信号は安定しているがその外の3や7エリアはQSBが有る。 さらにその外の4・5・8エリアは弱い。 CALLしながらBAND内の様子を確認する。 CQ組は強いが聞くのはCALL組だ。 眠くなる マルチではアンテナ設営の場所や時間の確保から移動では大作業となり疲れる。 それを敬遠しシングルにしたが呼ばれたいのは同じ。 最も呼ばれる筈の周波数を7Mhzと仮定し,その確率の高い物にする努力として今回初の1エレCQに挑んだ。 その甲斐も無く、1分に1局以下のQSOではついつい眠くなる。 ラスト1時間 フルタイム参戦では午後2時になればそれまで萎えていたやる気が奮い立つ。 午前11時前からの開始でも、呼ばれないと、やっとラスト1時間かと待ち長い。 誰かの書見に、ラストは呼ばれるとの統計が出ていたが,期待外れの結果だった。 7Mhz用1エレCQ使用感 DPとの比較が出来れば最高だが,横に上げて無いので全くわからない。 CQの下端は計算では2mhだが、現実には1mhと低く、悪影響が気になる。 これはTOPが16mhならず、オーバーラップから15mhしかない証拠だ. 次回は両端のステーを高く保持し、下端を2mh以上に保ちたい. Contestの成績は バンド 交信局数 得点 マルチ 7 MHz 174 174 32 合 計 174 174 × 32 = 5568 <時間ごとの交信局数> [10] 14(14) [11] 41(41) [12] 40(40) [13] 42(42) [14] 37(37) 7Mhz用1エレCQ製作記 以前から暖めていた7Mhz用1エレCQ構想は、7月末に各部品の工作を完了し。. 構成する部品とその製作方法を以下に説明する 縦の吊り フジインダストリーの10mポールに6mを延長し、TOPにCQのTOPを固定する。 ドイトで3mの軽量パイプを2本購入し、連結穴をドリルで開けるが予想通りに難しい。 ハンドドリルでは固定治具無しで垂直な貫通穴は開かない。ヤスリで修正しごまかした。 吊り用の固定金具を作成し、前後ステーを取り付け可能にした。 横の固定 エレメントの左右に取り付けるはコーナー板をガラエポで作成した。 この金具からステーを延長し,エレメントは下へ折り返す構想だ。 下端のQマッチ取り付け部がポール付近に降りればほぼ四角が出来た事になる。 DIPメーター 数年ぶりに使うDIPメーターが発振せず。横のスイッチが壊れていた。 ケースを開け壊れているスイッチを分解したが,切片がヘネヘネで折れた。 仕方無くスイッチング状態を想定し半田つけで固定し成功した。 Qマッチケーブル作成 CQは100?なので、下端にQマッチを入れて50?へ整合が必要となる。 75?同軸ケーブルは,電気工事店からTVの屋内配線用S-5C-FBを入手した。 1/4?の測定は”先端開放でDIP”をアンテナハンドブックで確認した. DIPメーターの結合が深いと吸い込みが起き、周波数が100khz位前後する。 結果的には、S-5C-FBはFBケーブルと同じ短縮率0.83の様だ. エレメント長 ループアンテナは?長となり、DP2本の組み合わせより短縮率の分が長くなる。 事前に上げて調整すればFBだが、その労力を考えると横着して本番でやる。 |
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編集者 JR1CLL | RRK トップページに戻る |