XPO Contest 
            参戦記
主催 : 
後援 : 
日時 : 2001年 9月15日 
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄

 朝5時に起床
 XPO Contestは午前6時開始に付き,当日移動のアンテナ準備では遅刻は仕方無い.
昨日は午後10時帰社で,就寝は午前1時に付き,今朝午前5時起床は精一杯である。

 仁田山峠
 東京都青梅市の高水山を目指したが,林道に入ると通行止めだ.おそらく台風15号の雨で土砂崩れだろう。
毎年大雨の後の標準パターンだ。
矛先を埼玉県入間郡名栗村と飯能市との境の仁田山峠を目指した.通行止めは無く同業者も居ず、バッチリ。

 1エレCQ
 先のFDで試行した1エレCQを持ち出す。
SWRのDIPが低めなので,予め左右を3cmS時に織り込んだ.これにより左右各6cmで12cm詰めた計算。やはりTOPは15mhが限界で,下端は地上高1m。
CQの方がDPより利得は有るが地上高が低く優位は不明。

 SWR
 12cm詰めた事から7.000Mhzから7.075MhzまでSWRは1.0になった。
7.100Mhzでは1.1だが、ほぼ完璧.XメーターでSWRは1.0に張り付き、POWERの針だけが振れるのは実に気持ちが良い.

 パラレルポートへの接続は後から
 PCの電源をONにするとエラーが発生.システムクリヤーを押しても同様で困った.
考えた末、原因は判明。
パラレルポートにZLOGの出力を取り出すコネクターを接続後に電源を入れたので、新しいI/Oが接続されたと認識し,DRIVERの要求がはじまったのだ。
C:のCABSを選択し,現行のままを指定して逃げた.

 SSBの試験はNG
 シングルバンドではCWの単一モードでは間が持たない事から、WINDOWSのZLOGを活用し,VOICE−MEMORYを使用してSSBもやる準備を確認する.再生するとPTTは切り替わるが,音声が入らない.MICとPC出力の切り換えリレーが動作してない。

 仮処置はNG
 切替器製作の経緯を思い出し、リレーをドライブするTrのベース電圧が低いと仮定。
Bへ直列の抵抗をショートして電圧を上げる事を試みるが、線材の芯線がうまく絡まず。
半だコテは持参しておらず諦めた.先週の最終試験では良好だったのに残念。

 活況?
 BAND内のSSBやCWのQRV状態を探るべく,駆け足でなめる。
CWは1局/Khz程度で,隙間が多い。SSBは7080から7060付近まで数局QRVが続くが、それ以降は一般QSOでアクテビティは低い。Contest人口の低下の反映か

 CONDX
 早速CWからCQを始めた。
CALLはパラパラでまばらだ。1エリアは信号が強い、
或いは弱くても安定しているが,他エリアはNOを受ける数秒内でもQSBが気になる程に揺れている。スピーカーに耳を付けてやっと聞き取る

 SSB
 久しぶりにSSBでContestを実施.メジャーと違いゆっくりしている。
特にロカコンはこの雰囲気に馴染まないとついていけない。
JCC/JCGを聞かれて即答できなかった.
埼玉県入間郡名栗村と飯能市の境に付き、詳細な地図による調査が必要。
後からQSLへ書く事で許して貰った。

 移動地の地名
 最近は月1回の移動にシュリンクしたが、数年前まではその倍は移動運用をして来た.
関東一円で100回以上の移動運用を積んだ。
山の稜線や大きな川は適宜境界が入れ替わる事が珍しくなく、標識もすくない。
同業者が移動運用している場合に、降りて挨拶する時は、
そのJCC/JCGは聞き逃さない様にして来たが,5〜10人に1人の確率で間違っている。
そんな理由で再送でも受けない限りは、相手の移動地をQSLカードへ書かない事にしている。

 秋の風
 両横の窓は開放していて、吹く風はすずしいが、窓越しに照りつける日射は暑い.
CQを出しても呼ばれなくなるので、CW/SSBを端から端までサーチしNEWをCALL。
一巡後、CQに切り替えると更にペースが落ちる.
10年〜15年前の移動運用では100QSO/回を心がけた事を思い出したが,
今日はまさしくその再来で100QSOがやっとで切り上げ。
自治会主催の運動会の練習はサボるが,夕方からの役員会はサボり辛いの早めに退散する。

 妨害
 呼ばれない割には妨害だけはしっかり受ける。
CQ後受信に切り替えるとしっかり連続キャリアを発射してくれる。
この時にビート差が有れば受信可能だが,差が無かったり弱かったりすると取れない。
ランダムな文字をCWを被せられる場合も同様だ.

 <結果>
 バンド  交信局数  得点  マルチ
    7 MHz       103        103       33

<時間ごとの交信局数> (括弧内は電信の内数)
         7       ALL
 [09]   35(32)    35(32)
 [10]   37(32)    37(32)
 [11]   28(20)    28(20)
 [12]    3(3)      3(3)
Total  103(87)   103(87)

 
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編集者 JR1CLL  RRK トップページに戻る