埼玉 Contest 参戦記 |
主催 : 後援 : 日時 : 2002年 1月14日 |
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄 |
朝5時起床 1月14日は成人の日、つまり埼玉Contestの日だ。 朝5時に起床し,6時出発で7時に埼玉県川越市の入間川のほとりにある安比奈親水公園に到着。 門は広く開いておりバッチグー。 実は昨年もここに移動を予定したが,雪で断念せざるを得なかった思い出をこれでクリヤー。 アンテナは
1月4日に行った現地リハーサル同様に立木や標識を利用したステー張りでアンテナを設営。 DPに差を付けたくて7Mhz用1エレCQにしたが、TOPは15mでも底が地上高1mしかない。 地上高さえ有れば,CQの方が強いと思うが,下端が1mではDPに軍配が上がるかも? 準備万端
zlogのキー操作とVoice−Memoryの再生も順調。 Contest前の気分の高まりから喉が渇くのでジュースを飲む。 8時50分を過ぎる頃からバンド内の各所でVVVが聞こえ始める。 当局も2分前からVVVを発射し周波数を固定。 Contestでは開始直前のこの瞬間が最も緊張する時間だ。 この歳で覚えられる興奮を大事にしたい。 開始
9時0分0秒でCQに切り替えようと思った瞬間にCALLが入り、その応答でContestをスタート。 お陰でパイルは無く,整然としたスタート。まずは1QSO2点のCWからCQの連呼で進行。 昨年秋のACAG以来の3ヶ月ぶりのContestで、直ぐには緊張がほぐれない。 開放
200HzのBPFを入れて両サイドからの被りが少し有る程度の混み様だったが、1時間半後には気にならなくなったと思いきや、両サイドが空き始めた。 今まではそれなりに呼ばれたが、これからが自分の苦手な忍耐の勝負に変わる。 6時間なら頑張り通せる筈だと言い聞かせる。 あくび
昼頃迄は緊張を維持出来たが、午後1時過ぎにはアクビの連続で,早起きから反動で眠くなる。 2時にはZLOGのCQループが1巡りしても応答が無い程にQSOラップが落ち込む。 1月の川辺の風は冷たいものの、指す太陽は車の窓越では温かく、窓を開けて眠気を覚ます。 SSB
気分転換にVOICEメモリーを使いCQを試みるとボチボチ呼んでくる。 ただ周波数確保が容易では無く、確保中のつもりがQRMで跳ね飛ばされてしまう。 強力な県内局の隣が幅広のモガモガなので試しに横に並んだ。 モガモガ上で2kcも離れていれば、充分QSOが出来る確認が出来た。 散歩
目の前に自転車道、後ろに散歩道が整備された広大な公園だが,自分は見世物化し落ち着かない。 犬の散歩、競歩、若者のアベックや年寄りの夫婦の散歩、親子連れの自転車や、競輪もどき自転車の疾走。楽しそうなジョギングやコーチを伴った陸上部の練習。 それらが視界から絶える事無く、その目が合う。 得点
QSO数は丁度300QSOで得点が555点。 マルチが76で総得点は42,180点だ。 300から判断するとCQの効果は無い様だ? 1998年に同じ6時間の千葉Contestの7Mhzでは400QSOがDPのINVで出来た事から、交互に試す必要がある。 来年は
公園内では自分が見世物になり緊張が解けず。 来年の移動先は別場所を探す。 埼玉Contestで今まで巡った市郡は、飯能市,日高市、入間市、狭山市に今回の川越市だ。 来年はどこにしようかな? |
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編集者 JR1CLL | RRK トップページに戻る |