6m&Down Contest
            参戦記
主催 : 
後援 : 
日時 : 2002年7月6日〜7日 
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄

 <結果>    
  バンド  交信局数  得点  マルチ    
  144 MHz       186        186       23    
  合 計         186        186 ×   23  =    4278    
 
 <グラフ>    
[144 MHz]    
 [21]  26  **************************    
 [22]  34  **********************************    
 [23]  19  *******************    
 [00]  20  ********************    
 [01]   4  ****    
 [05]   5  *****
 [06]  13  *************
 [07]  11  ***********
 [08]  11  ***********
 [09]  11  ***********
 [10]   4  ****
 [11]   6  ******
 [12]  11  ***********
 [13]   7  *******
 [14]   4  ****
Total186
 
 乙女高原
 中央高速の八王子ICに友人と合流したのが土曜の午前6時。
一路山梨県の奥千丈岳の2000m高の稜線を目指したが、最終ゲートの施錠で断念した。
先週の下見では入れただけに残念だ。諦めて乙女高原とした。
林道は舗装され,白樺の林に菖蒲の花が咲くロマンチックな雰囲気で、男の2人連れではアンマッチ。


 アンテナ
 今回は144Mhzのシングルバンドでラムダアンテナ製の8エレCQスタックと自作のWヘンテナを上げる。
先週の移動でリハーサル済みで、90度に交差させ、スムースに上がった。
関東地方は今年の最高気温を記録し蒸し暑かった様だが,1700mだから下界より10℃は低く、快適。


 試験QSO
 京都、高知、広島と、今までのQSO経験を越える範囲とQSOが出来、西方面は予想通りに良好だ。
反対に都心へは、2000mクラスの3本の尾根で信号は減耗し、越えた信号は余りにも蚊細い。
その為、ビームを振ってもSが変化せず、抜け殻しか届いてない。
マルチを沢山取るのが移動の目的だが,ある程度の局数を前提としているのは当然だ.

 本番開始前
 20時半頃から準備開始。
2や3エリアの方が1エリアより強い、つまり1エリアが弱すぎる.従ってアンテナをまずは1エリアに向け、2や3エリアはバックで受ける作戦で開始する。
HF志向の自分には6Dは余興の位置付けだが,それでも開始前は気分が高まる.
 
 本番開始
 SSBでCQを出すが数分経ってもCALLが無い。
1エリアに弱い特徴が大きな欠点となっている。
諦めて、DXのContest並に順に呼んでいく。
コールバックもDXのContest並に半分は?が付く。
茨城、栃木、群馬の応答は良いが,東京、神奈川、千葉,埼玉の大票田が絶望的でしらける。


 夜は寒い
 1700mの高原の昼間は半袖で快適だったが,日が落ちると寒く長袖が必要。
更に深夜はジャンパーを羽織る程だ。
私は数年前から右膝がリュウマチで、寒さに比例して痛むのですぐに分かる。
QSOは更に寒く、午前1時でヤット100局。都心に近いロケでは、この場合は明日の終了は300局程度だが,この調子では200も危うい。無駄な抵抗は止めて、朝まで横になる。

 朝のマルチ期待
 午前5時にワッチ開始。
出ているのは1エリアのクラブ局、昨晩にQSO済みのDUPEばかりで呼べず。
午前7時を過ぎる頃からパラパラ聞こえ始めた。
都心の局は聞こえないらしく、オンフレでCQをだしている。
ここからは、たまたま東西の両方が聞こえるロケなので変な発見をした気分だ.

 QSO数は伸びず
 午前10時台は4局、11時台は6局。
2時間合計で10QSOでこれが今回のロケを端的に表している。
勿論、その間は寝ている訳でなくSSBとCWをサーチして新局を探すなり、それも無ければCQを連呼している。
SSBの方が出場局数は多い様だが,当局への応答はCWの方が多い。
CWで地道にマルチを埋めて行く。

 2002年の6Dは終
 午後に入っても悲劇的なスローペースは変わらず。
気持ちは既に他に有り,ガス欠の午後2時半で閉幕。
マルチの23は、144Mhzでは自己最高と思うが,QSO数が少ない失望感で戦闘意欲の減退した6Dだった。

 <マルチプライヤーの獲得状況>
 [21]    15    15
 [22]     1     1
 [23]     1     1
 [00]     1     1
 [05]     1     1
 [06]     1     1
 [07]     2     2
 [08]     1     1
Total    23    23

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編集者 JR1CLL  RRK トップページに戻る