Field Day Contest
            参戦記
主催 : 
後援 : 
日時 : 2002年8月3日〜4日 
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄

 <結果>
 バンド  交信局数  得点  マルチ
   14 MHz       193       193      39
    合 計       193       193 ×   39    x 2 = 15,054


 <グラフ>
[14 MHz]
 [21]  26  **************************
 [22]  13  *************
 [23]  14  **************
 [00]   4  ****
 [05]   6  ******
 [06]  10  **********
 [07]   9  *********
 [08]  22  **********************
 [09]  14  **************
 [10]  17  *****************
 [11]  10  **********
 [12]  10  **********
 [13]  14  **************
 [14]  24  ************************
Total193


 出足
 目標400QSOを念頭に始めたが、最終結果は思惑の半分で、マルチも必然的に少ない。
午後9時直後は、3・4・5エリアが目立つFBな始りだった。
しかし一巡後の10時台にはSSB/CW共にNEW局のCQは無く、こちらのCQにも10分以上も応答が無い。
出足から蟻地獄にでも落ちた感じでお先真っ暗だ。地の底からのCQには応答は無い様だ.


 暑い
 外は虫が鳴いて涼しいが、窓には蚊が並んでいるので、開けられず。
車内は昼間の暖気で暑い。
水を飲むと汗が出る。
エアコンを入れたが,PCが微振動を繰り返しており、壊れる心配から切る。
遂に暑さとの我慢比べとなる。


 初日
 SSBではロシアのContestが行われており、ローカル並に入る。
深夜のEUとのコンデションは良い様だ。
0時台迄で合計57QSO。
自分の将来を暗示する様な寂しさだが、無駄な努力は止めて朝5時まで寝る。

 涼しい
 早朝は霧雨で涼しい。
お陰で目覚ましの鳴った午前5時までは案外寝れた。
ここから2時間がNEW−マルチを稼ぐ時間帯。
確かに他エリアのCQが聞こえるがQSO可能なレベル迄上がらず。


 起床
 午前8時を過ぎると起床も終わった様で,やっと賑やかになって来た。
SSBではバンド一杯に広がっているが,多くは6か8エリア。
成果を決める2・3・4・5・7・9の中間のエリアが薄いので,局数やマルチは期待出来ない。


 曇天
 早朝の霧雨はその後、曇天になった。
時々、陽が射すので窓を開放して凌ぐ。
体感より暑いようで自分より先にPCがおかしくなった。
カーソルが動かず、強制遮断でしばらく冷やす。


 <タイムチャート>
      | 21 22 23 00 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14|合計
   --+------------------------------------------+----
   14| 26 13 14  4  6 10  9 22 14 17 10 10 14 24| 193
- --+------------------------------------------+----
合計| 26 13 14  4  6 10  9 22 14 17 10 10 14 24| 193
累積|          53        73       118        155        |


 低調
 1時間当たり最高で26局、就寝前後を除けば午前7台はたったの9QSO。
20台は開始と最終及び起床後の8時の3回だけで低調のきわみでダレダレだ。
正午以降はジリ貧予想に反し,僅かだが増加したのが、最後に少し締まった気分になれた。

 準備はマイペース
 土曜日の昼過ぎに我が家を出発。
場所は地元の裏山でALL−JAと同じ場所。
シングルCQのSWRはDIPがSSBの上端でCWには2.0で高い。
10cm延長して、CWでも1.5程度に落す。
試験電波の発射を終える頃には午後5時になった。
ロケ・アンテナ・コンデションは各人異なるが、今回はこれが絶対条件だ。

 秋の足音
 カナカナカナと蝉の鳴き声が聞こえる。
薄曇りで蒸し暑く、Tシャツ1枚でも汗がにじみ出る。
それでも夕方には車窓から涼しい風が時おり吹き込む。
その風を期待してContest迄の時間が経つのを待つ。
夕闇と共に演奏者が虫に代わる。
ジーの連続音とチーの間欠音だ。
町では盆踊りや花火大会で夏の盛りだが、山ではもう秋の足音が聞こえた。

 
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編集者 JR1CLL  RRK トップページに戻る