RAC Winter Contest
            参戦記
主催 : 
後援 : 
日時 : 2002年12月29日 
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄

 ARRL-10m
 1年の最後を締め括る最適なCONTESTはARRL-10mと思い、11月のWW-CW終了後から考えていた。
10m用アンテナは固定には無いので、今年最後の移動運用で青梅の裏山に10m用4エレ
八木を持参し1泊2日で運用する事を。

 
初雪はドカ雪
ところがARRL-10mの1W前に東京に雪が降り、JRが麻痺する程のドカ雪。
その後は晴天が続いたが、遠くに見える山は白黒のマダラ模様だ。
木の葉に降った雪は融けて葉っぱで黒いが、根元は陽が届かないので雪は融けずに白い。

 
断念
 出発日の朝、山の主に電話で聞いた。雪が降ったが車は入れるのか否か?すると途中までは入っても、それ以上は積雪とアイスバーンで進めないとの答。
信頼出来る情報なので、車が入れないとなれば諦めるしかない、ショボくれ1。

 
第2候補
 ARRL-10mが駄目なら第2候補としてRAC WINTER CONTESTに狙いを定め直す。
まずはZLOGが動くか確認したら案の定、動作せず。その旨を主にフィードバックしたら懇切丁寧で速やかなる対応を戴けて助かった。
ポイントに対応した3種のコールパターンを入力してOK、これで本番待ちへ。

 
当日は出勤
 RAC WINTER CONTESTの仕様を調べるとは12月28日土曜日の午前9時から翌日曜日の午前9時までだ。
実はこの土曜日が今年最後の出勤日と判り、ガッカリ。
でもこれは制約条件だから、日曜日の朝の僅かな時間に期待するしかない。内心は再度ショボくれる。

 
日曜日の朝
 6時15分に目覚まし時計で起床。無線機に火を入れ、アンテナを北東に向ける。
21.000〜21.050迄聞くが何も聞こえず。1ヶ月前のWWでは聞えた時間だが、残念。
午前7時まで布団に逆戻り。

 
午前7時
 何局か聞こえる。寝間着の上に羽織りながらまずは石油ストーブに火を付ける。
早速呼ぶが、一発で取ってくれない。後の局のQSOも同様で、どうやらコンデションが悪い様だ。
CWスピードも遅く、お互い注意しながらのQSOで寂しさを感じる。

 
30分で落穂も無し
 VEがお隣のWなら活発にQRVかと思いきや局数はそうでも無い。
それでもVEより強いW局が多い。
21.020〜21.035の15kC幅に数局がCQを出し、それを外から交互に呼んでいる。
30分もすれば、落穂も無く、CQに切り替える。呼ばれないので周波数を移動するが駄目。

 
年の瀬はわびしい
 呼ばれないので自然と目を閉じるとやがて眠くなる。狭い部屋はストーブで暖かく寝起きだからなお更だ。
折角呼ばれたのにPF3はTUだけでは寂しいのでQSLTUとおまけを付ける。
11月のWWとは大きな段差を感じるが、年の瀬はわびしい。

 
成績
 27QSO、150ポイント、5マルチ(ON,MB,AB,BC,QC)、SCOREは750点だ。
朝は寝起きの悪い奥様を刺激しない様に、今回も早朝に付きCWだけの無音運用としました。

ご意見、ご感想、ご質問等有りましたらお願いいたします。je1rrk@cqjapan.com 山崎
編集者 JR1CLL  RRK トップページに戻る