東京コンテスト参戦記 都内電信マルチバンドM部門 第1位 |
主催 : 後援 : 日時 : 1999年 5月 3日 |
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄 |
電信マルチ 今回は初めて電信マルチに挑戦する事にした。3月の東京支部大会でJE1REU石場 OMとアイボール出来た時にそんな気になった。彼は過去電信マルチ部門で東京コン テスト連勝の実績を持っている。 ![]() アンテナ 今回は車の右前と左後ろの2個所でタイヤベースを踏んで2本ポールとした。1本は 21と28のCQを2本目は50の4エレ八木と144GPのアンテナ体制とした。 50 SWRのDIPが消えてBAND全域でSWR=1.3となった。これは21/28 CQと干渉でSWRが上がったと判断する。BRー200は敏感に反応したが、実際の 無線機接続では、電力の違いで全域1.1に戻る。CQと間隔は数十cmしかなく干渉は 十分に有り得る。この実験で前後ポールでもギリギリいける結論を得た。 スタート直前 いつもこの時間帯は緊張する。そして今回も新たな失敗をこいた。直前にZLOGから VVVを出すとCALLがJE1RRK/1の筈が006となる。結果はZLOGの CFGの書き換えでCALLとNOのミスと判明。1分遅れてスタート出来、救われた。 50 50SSBはALL−JAにも負けない華々しいスタートは先刻承知だが、小振りでも CWへもそれを期待した。現実はすぐにCALLが切れて意外。ボチボチは呼んで来る ので暇に耐えながら少しづつ増やす。 21 予想外だったのが21の出足の良さ。後半は落ちたが、最初の溜めが効いて最も沢山の 局数を記録した。昼頃から6エリアが聞こえ始めたが弱い。シングルCQのゲインは無い が、コンデションも悪い。 28 他エリアのオープンを期待したが、お呼びで無い。かつては最も注力したBANDだが、 寂しい結果に終った。5月の3日では確かに大型Eスポの期待は時期尚早だ。 結果 電信マルチでは今迄の電信電話マルチより局数が少ないのは病むを得ないが、やはり 寂しい。オペレーターテクニックは隠して、大型Eスポねだりでは神頼みと同じか? バンド 交信局数 得点 マルチ 21 MHz 79 123 42 28 MHz 44 66 23 50 MHz 50 73 25 144 MHz 38 55 19 合 計 211 317 * 109 = 34553 <時間ごとの交信局数> (括弧内は電信の内数) 21 28 50 144 ALL [09] 34(34) 0 14(14) 0 48(48) [10] 14(14) 29(29) 0 0 43(43) [11] 3(3) 1(1) 12(12) 26(26) 42(42) [12] 13(13) 3(3) 0 9(9) 25(25) [13] 13(13) 9(9) 11(11) 0 33(33) [14] 2(2) 2(2) 13(13) 3(3) 20(20) Total 79(79) 44(44) 50(50) 38(38) 211(211) <時間ごとの累積交信局数> (括弧内は電信の内数) 21 28 50 144 ALL [09] 34(34) 0 14(14) 0 48(48) [10] 48(48) 29(29) 14(14) 0 91(91) [11] 51(51) 30(30) 26(26) 26(26) 133(133) [12] 64(64) 33(33) 26(26) 35(35) 158(158) [13] 77(77) 42(42) 37(37) 35(35) 191(191) [14] 79(79) 44(44) 50(50) 38(38) 211(211) <マルチプライヤーの獲得状況> 21 28 50 144 ALL [09] 21 - 10 - 31 [10] 7 20 - - 27 [11] 1 - 3 13 17 [12] 3 - - 5 8 [13] 8 2 6 - 16 [14] 1 1 6 1 9 Total 41 23 25 19 108 JE1RRK 山崎喜久雄 |
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編集者 JR1CLL | RRK トップページに戻る |