オール アジア コンテスト 参戦記 | 主催 : 後援 : 日時 : 2003年6月21日〜23日 |
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄 |
16時半現着 家内安全・夫婦円満の家事手伝いを済ませてからの出発で、現着は16時半となった。 国内コンテストやロカコンでは同業者との鉢合わせが有り得るが、今日はその心配は無い。 工具箱を積み忘れる ポールを立て、延長ポールを取り付ける段になり工具箱を積み忘れた事に気付く。 致命的な忘れ物は,移動運用を放棄して帰るリスクを毎年の様に経験している。 最低限必要なものは6mmのboxと+ドライバーの2つに限定し車内を捜し始める。 無ければ又もや泣いて帰るだけだ。 発電機の工具袋 まずは可能性の高い雑納箱をひっくり返して順にしまい直す。 すると発電機用の工具袋が出て来た。中を見ると6mmのboxと+ドライバーが有るではないか。 神の救いと気を取り直す。 7Mhzオンリー 今日は7,3R5,1R9の3バンドを予定して来た。 合計50カントリー100QSOが目標で明日の朝までの予定だ。 しかし4mmBOXが無いので、3R5と1R9は自動的に諦めとなる。 7用DPの先端にトラップやリードを組み合わせるアンテナだが、工具が有ればのお話。 SWR 4月のALL−JAより5m程ずれた場所だが、木が正面に有るからかSWRのDIPが200kc低い。 ALL−JAの時に延長したリードを外したら丁度良くなった。 +ドライバーだけで済ませられた。 1stはW6 発電機は2発目で始動し好調。 ZLOGを立ち上げ、外部SPを鳴らす。 Wが既にオープンしている。 W6はパイルで順番待ちの10分後に1stQSOが出来た。 全般にJAからのCQでQRMを被り、WのCQAAは消され気味だ。 AA局はまばらで7020kcまで、その上はJAの和文CWが並んでいる。 QRMは東シナ海? AAのCQが聞き辛い原因のもう一つは、中国語系の混信。 CWバンドに構う事無く聞こえて来る言葉からして東シナ海方面と思われるAM電波。 微妙な信号は打ち消されてしまっている。 合間合間でCALLがやっと確認できたがとてもQSOにはならない。 高齢者は尊敬される? このCONTESTのNOは年齢であり、若者が少ない事が歴然とわかる。 70歳・80歳台のスピードはゆっくりだが、調子を合わせて返している。 高齢者はの参加そのものが尊敬されている様だ。 運動会 夜になっても車内は昼間の蒸し暑さは変わらないので、窓を全開にして空気を入れ替 えたい。 車内の蛍光灯の明かりに誘われて普段は蛾が窓に群がるが、今日はそれが無い。 安心して少しの時間だけ開けたが、読みが甘かった。 大きな虫は確かに居ないが、小さい虫が結構飛び込み蛍光灯の周りで運動会を始めた。 NEWが増えず JA各位のCQは殆ど空振りで、コンデションは良くない様だ。 貧弱な当局がCQを出すレベルでは無い。 かと言って全体に局数は少なく何巡目にもなるとNEWは1局もない事もしばしば。 皆同じ思いで、HLでも新局ならパイルになっている。 大休止 EUの聞こえ始め時間がわからないが、先は長そうなので、一旦ここで横になる。 目が覚めた時に始めれば良い。 冬場なら震えて眠れないが、今のシーズンは肩を出して寝袋に入っても暑い。 午前4時半 確かにヨーロッパに舞台が変わっている。 YO8のCQへ応答したがAGNの連続で取って貰えない。 相手のSは3だから、当局の電波では更に苦しく認識出来ないレベルと想像が付く。 RK4と本日の初QSOが成立した。 皆さんキーイング速度を落としているので、当局も習う。 クリーンに有らず EUのCQへ都度CALLするが多くは?またはAGNで終わってしまう寂しい夜明けだ。 相手はQRMで再送を要求しているが、日本の朝も相応のガサガサやバサバサのQRMやQRNが多い。 山の朝は朝霧の中から爽快な始まりを期待するが、現実はクリーンに有らず厳しい。 このままではつまらないので1時間ほど横になり、改善を期待する。 午前7時 2回目の起床は午前7時。 国内の和文CWの電波はSメーター一杯に入感する。 それに反して午前4時半の時より更にEUの信号は弱く、午前7時半を過ぎる頃には何も入らなくなる。 リグを21にシフトするとこちらの方がCQAAで賑やかだ。 最後に韓国のCQにCALLして終わりにする。 スコア QSO:39,POINT:91,MULTI:13,SCORE:1183と寂しい結果に終わった。 この時期は夏枯れとも言うらしいので、他の春・秋・冬シーズンもトライしてみたい。 但し、ハイバンドより根気が要るようだ。 |
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編集者 JR1CLL | RRK トップページに戻る |