FMRE RTTY
      Contest
 参戦記
主催 : 
後援 : 
日時 : 2004年2月8日 
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄

 BARTG RTTY TEST
 先週のBARTG RTTY CONTESTでクラスターにUPされた情報を拝見するとカリブ海沿岸の中米局が意外と多い。
8P6 HR1 HR2 VP5 XE2 YV5 YV6
時間的には午前7時半/JST以降なので、柳の下の泥鰌を求めて目覚まし時計をそれに合わせる。
この時間は段暖房無しでは耐えられないので、前日に石油を補充しておく。

 CFGのTUNE
 RTCLへLOADするMEXICO.CFGやMACROをTUNEする。
CQを出して呼ばれるほどのSYSYTEMは無いのでMACROはマニュアルQSO用の数個に留めておく。
MF-6 ;AGN NR;PSE AGAIN NR? NR? NR? K;
MF-9 ;DE JE1;DE $M $M $M;
MF-10 ;UR NO;$C DE $M UR $R-$S-$S-$S;
MF-11 ;UR NO4;$R-$S-$S-$S-$S ;

 2月8日午前7時半
 まずは起きて無線機をON。ダイアルを21080付近に移動するとRTTYが聞こえる。
TUNEするとメキシコ局だ。急いでその他の環境を立ち上げる。
昨日準備したMACROを呼び出した筈が、原形のままなので、急いで修正する。
JAから出ているCQはこの時間に呼ぶのは失礼と考え、北米限定でサーチ。
最初に居たメキシコ局がいつの間にか居なくなり、CQはアメリカばかりだが、まずは良い出足。

 2月8日午前8時半
 聞こえる局は呼び尽くしたが10局たらずだった。
JAの著名局は次々とアメリカからCALLを受けている。
そのコールサインが完全に復調できれば、当局もCQを出す資格は有るが、化け化けでどれが正しいのか、それとも全て違うのか判別できず、これではQSOにならず、静観。
つまり、呼ぶしか無いので新局を探す。
でもそれは私以外のJA局でも新局の様で、いくら呼んでも当局の番は来ず応答が無い。
それでもQRZに呼応して呼び続けると諦めかけた頃にやっと応答を得る。

 1st XE
 午前9時間際にヤットメキシコとQSOに成功した。
さんざん後回しにされ、相手のCALLが化け始め、相手からもAGN−NRが始まってからの事で、CALL−BACKが有った時にはヤッタとの思いだ。
すると世の中不思議なもので、次のメキシコはノーパイルで1stコールでQSO出来た。
9時を過ぎるとアメリカも全てDUPなのでここで一旦休息する。

 午前10時
 午前10時過ぎに再開したが、アメリカからのCQは聞こえず。
JAのCQに応答しながらワッチする。
インドネシアのCQに応答するJA局の合間にメキシコやアメリカも応答しており、字化けなしで当局にもモニター出来ることからCONDXはそれほど悪くなく、参加規模が小さくQRVが無いだけかも?

 クラスター比較
 それならば、この時間でクラスターに上がっている局を見ると、期待するカリブ海沿岸の中米局は主催のメキシコのみ。
先のBARTGでは5カントリーのUPが有り、比較すると寂しい。
この違いは何?

 午後3時
 ヨーロッパが入り始める時間。確かに東欧が入り始めている。
まだ殆どがUゾーンだが、クロアチもQSO出来た。
この時間でUゾーン以外は嬉しい。

 午後4時
 フィンランドとQSOに成功、東欧から北欧へQSOゾーンが移動している午前の北米ほどのパイルは無い様で、数回以内にアンサーバックが得られ、待ちが少なく快適午後5時には、ドイツやフランスとQSO、順調にゾーン14迄へ移動している

 午後6時
 午後6時を過ぎる頃から入感レベルが下降気味なのか、字化けが気になる試しにDSPへの入力レベルを上げたら、改善した気分になった。
ダイヤルの周りに点は並んでいるが、数字が無いので時計の短針に見なすとTUNABLE-FILTERSのfcが10時半、BWが1時半だ。

 午後7時
 この頃になると聞こえていたヨーロッパはいつしか姿を消す。
残ったのはお隣韓国位だ。
JAをCALLすればポイントも増えるのだが、この時間になれば同様に居なくなる。
結局DXが開けている時間にコールしては迷惑だと考えていると、DXが居なくなれば一緒に居なくなるので、やはりその最中に呼ぶしか無いとの結論に達する。

 成績 64 QSO
190 POINTS
20 COUNTRY
2 DIST
4180 SCORE

 青梅の春
 毎年2月の第3日曜は青梅市の最大の行事であろう青梅マラソンが繰り広げられる。
2月の声を聞くと日差しが強くなった様に感じるが、この頃から本格的に春めき出す。
又、例年この第3フルウィークエンドは世界的に春の知らせとなるARRLのCWコンテストの日でもある。
今年は1日が日曜なので、第3フルウィークエンドは2月21/22日となり、珍しく重ならない。
青梅梅郷の梅の公園も年々観光用に整備され、春の訪れ/梅の開花を待っている。
実はその写真を載せたかったが、乾電池切れで撮れず。
能書だけを載せる不始末をお許しあれ!

ご意見、ご感想、ご質問等有りましたらお願いいたします。je1rrk@cqjapan.com 山崎
編集者 JR1CLL  RRK トップページに戻る