ALL群馬コンテスト参戦記 県内HF CW部門 第1位 |
主催 : 日時 : 1999年 5月 15日〜16日 結果 : 県内HF CW部門 第1位 |
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄 |
群馬コンテスト 春の3連戦 ALL−JA、東京コンテストの次は群馬コンテストだ。時間長、HFオンリ−、 県内のみが呼ばれる特典、Eスポ期待と面白い。群馬県多野郡みかぼ林道に遠征。 4本6BAND 1.9と3.5及び7は東北CONTESTで実績を踏んだ3バンドDPを13mhに。 14Mhzはその給電点の1m下から同じポールにヘンテナを張る。干渉が心配 だったが、異常無し。もう1本のポールは21と28CQ。充分離し干渉を避ける。 アンテナ設営 霧雨の中をカッパ上着で、まずは1本目のポールに3バンドDPと14ヘンテナを 慎重に上げる。ワイヤーや紐が立ち木にからみ頭に来るが、短気を起こさない様に。 14ヘンテナの下端は地上高1.5m迄下がり、車の屋根の上20cm高だ。 21/28CQは先の反省で14は巻かない事にしたのでコンパクトで再現性も高い。 CWマルチ 出場はCWのHFマルチ。今年のレール改定で昨年までのマルチはVUとHFに分割 された。HFは全国からのCALLを受けれるし、電話QSOは1点に対し、電信 QSOは3点でCWは得点も魅力。 自動車乾燥機 午後2時には、6時間半を要したアンテナ設営が終了。 霧雨の作業でカッパ下着 無しではズボンは勿論パンツまでしみている。車のエアコンを28度にして着たまま 乾かす。パンツの上にはホカロンを数枚貼る。 7K1PEO 夕方5時過ぎ、ふいに親友の7K1PEO鈴木さん夫婦が尋ねて来た。早朝から近く に構え、晴れ間を待ったが天候が回復せず、辞めて帰る事にしたそうだ。 その前に 寄ったとの事。事前に相談はして無いが縁は異な物! VUマルチ 私のアンテナを見ながら話していたら、チャレンジ精神が燃え上がった。 彼は帰る のを辞め、薄暮の6時から設営を開始した。50の6エレの上に144〜1200 GPを1本ポールで私の隣に上げる。VUマルチ電信電話にトライとの事。 スタートで転ぶ 開始2分前から7MhのCWでVVVで予告し、開始直後からCQをF1で1回。 予想通りに多数呼んできたが、うまく1局だけをCOPYしコールバックと快調。 でも相手のCALLが送信出来ず、いきなりUR59916009Cとなる。 CFG 恐怖が頭を渦巻く。ZLOGを辞めてVZでCFGを観察する。 すると$C_UR _$R$Qとなっているのでこれが原因と推定。_を削除し$C UR_$R$Q と書き換えて再開したらOK。CFGは自作だが事前の試験は良好だったのに。 リスタート 3分後にCQで再開、ボチボチ呼ばれる。 1時間もすると7Mhzも呼ばれ無く なり、21時に3.5MhzへQSY。直後のCALLは、か細いのでVRを上げる べきかと思いながら3回目のCQではドサッと爆音付き大漁のCALL有り。 夜のハイバンド 22時台にザッとハイバンドをなめた。21/28は数局で終わりだが、14Mhzは まだ半閉じだが残っている。短時間でも連続的に呼ばれると嬉しい。 嬉しい誤算 それより嬉しい誤算は1.9で、結構な局数がでている。3月からアンテナの用意を した苦労が報われた。 仕事では味わえないこの快感? 午前6時前 各アンテナは昨日からの霧雨で影響を受けて無いかを開始前にSWRで点検兼ワッチ をしたがSWRは異常無し。1.9は誰もいない。3.5は数局存在。7は高速和文が活躍。 14はVKがCQを。21/28は無音。 翌日の展開 1.9から朝の部を開始したが応答は無し。3.5も各局がCQを出しているが、空振り の様子。7だけが元気なのでここに座った。でも一応呼ばれ終ると当然呼ばれない。 期待のハイバンドは14が半開きで、北海道と九州及び中国地方の一部。 21/28は依然地上波のみ。開く保証は無いのである程度14で粘る。 BAND総括 1.9は期待以上のQSO数が得られたが、営業時間は夜だけ。 3.5も営業時間は夜だけ。以前は早朝も相応に出来たのだが。 7は、夜の3.5に負けず、早朝から昼間もよくオールラウンドプレーヤー。 14はズーと半開きの思わせ振りで期待外れ。 21は昼近くにやや開き、6や8がパラッと入る 28は地上波しか巡り合わせず。 <結果> バンド 交信局数 得点 マルチ 1.9 MHz 59 177 31 3.5 MHz 80 240 40 7 MHz 154 462 50 14 MHz 70 210 38 21MHz 54 162 28 28 MHz 31 93 20 合 計 448 1344 × 207 = 278208 JE1RRK 山崎喜久雄 |
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編集者 JR1CLL | RRK トップページに戻る |