JAPAN International DX
      Contest
 参戦記
主催 : 
後援 : 
日時 : 2004年4月10日 
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄

 4月10日土曜日の午後4時開始には遅刻でも、7と3R5の移動運用を試みる。
今年初めての移動運用で積み込んだ機材の点検も目的の一つ。
アンテナが立つとまずアンテナアナライザーで確認し、その後にリグを並べる順序だが、今日はアナライザー使うのを忘れていたので、RIGに火を入れる前に点検した。
7、3R5共ずれているが、もう面倒臭いので今日は気楽にし、明日帰る時に調整しよう。
久しぶりの移動運用で手際が悪いながらも準備万端。電源を入れるのが怖い心境だがONする。

 HL
 17時20分、1stQSOはHLのCQに応答。
でも10(AO)を取ってくれず、10回くらい再送している内に理解頂けた様だ。
まあ1局QSOできたので、口を湿らす。
この時間にHL以外のどの国からCALLが有るのか他のJAのCQをしばらくワッチする。
WやZLに応答している様だが、当局には先方の信号が100%確認出来ない。
DXの信号が強くなるにはもう少し経過した方がよさそうだ。
正面に山桜が咲いているが、既に満開を過ぎて散り始めている。
風が無いので姿を留めているが、次の風雨では散り去るだろう。

 午後8時
 少し横になっていたが、気が付くと午後8時だ。
今までQSOできたのは韓国、ロシア、アメリカ、ニュージランドの4カ国だけ。
局数もマルチも増えない状況のなかで香港のCQを発見。
いつもcontestの度にQSOしている常連局だけの事は有り、嬉しいかな名前付で打ち返して来た。

 午後9時
 全てデュープでNEWのCQは無い。
人気の無い山の中でテレビも無い車中ではする事が無いので、本格的に一旦横になる。
これが最高の幸せか? でも生きている限りは違うような気もするが、つまみも無くなった事だし飲み薬に任せて、一旦横になろう−と!目覚まし時計を12時に設定しておく。

 午前2時
 深夜12時に目覚ましが聞こえた様な気もしたが、起床は午前2時になった。
すると発電機を掛けたが掛からず。
これは参った。
間を空けてリトライするが同じ。プラグを点検する工具も付属品では貧弱で硬くて回らず。
どうしようも無いので、あきらめて明るくなる迄寝る。
 
午前5時

 再度起床、夜は明けて好天。
発電機掛けをトライするがNG。工具も無い。
あきらめて次回に向けてDPの長さを調整する。
まずはLCトラップ以降を取り去り7Mhz単独にする。
DIPが7150付近にあるのをアンテナアナライザーで確認し、左右各10cm延長し7075に移動させた。
7.000でもSWRは1.3なので良好とし、これで全てを撤収し引き上げる。


 午前8時
 まっすぐ帰ると早すぎるので、名栗村の有馬ダム(別名:名栗湖)に行った。
YAHOOの桜開花情報で、散り去った埼玉県で唯一満開見頃情報が出ているからだ。
青梅市から名栗村に入るトンネルを抜けると桜が迎えてくれた。
葉も目立つがまだ見れる状態。
有馬ダムの桜は、花が半分以上は散り葉が多く、とても満開見頃とは言えない。
今日なら散り始めには更新されていると予測したが、依然満開見頃で騙された気分。

 午前9時
 途中のセブンイレブンでほかほか弁当を食べて時間を埋めて9時を過ぎるのを待った。
早ければこの頃から店屋が開くので、発電機の修理依頼もこの足でいけると予想した。
店の電気は点いてないが、入り口が少し開いている。裏に回ると予想通りで預けて帰った。

 成果
 そんな事で成果は無かったが、発電機の故障以外は正常を確認できた。
発電機が駄目な時は車のエンジンを回しながらバッテリーからリグをドライブする腹案を考えよう。
名栗から成木に掛けて山里の春を見ながらのうららなドライブが成果かな?









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編集者 JR1CLL  RRK トップページに戻る