CQ WPX CW
      Contest
 参戦記
主催 : 
後援 : 
日時 : 2004年5月29日〜30日 
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄

 1本ポールで5BAND
 トライバンダー3エレ八木とそのステーの頂上にDPをINVを縛り付け3R5-28までの5BANDアンテナが5月29日の午後5時40分に設営完了 。
SWRは3R5が1.0で最高だが、7は1.5で実用範囲、14−28は2.0で高くて不安。
ハイバンドア
ンテナはBANDの中央に SWRのDIPが有り電話には都合は良いが、有効帯域幅が狭い事からBAND端に位置するCWにはSWRが高く心細い。
今日は1本ポールで5バンドに初挑戦だ。

 第1印象
 28は国内局がCQを出しているが他国は聞こえず寂しい。
21は閑散ながらEUが聞こえるが呼んでも応答は悪い。
14は賑やかだが、1発で応答がない事からCONDXは並以下と思う。
18時過ぎにWが入る。
アンテナはEU向けでも応答がありCQ連呼の間で誰も呼んでない様だ。 
7 カナダに続きアメリカ共QSO。他は雑音にまみれて駄目。
3R5 アメリカとQSO、局数は僅か。他の多くのJA局は普通のQSO中。

 19時
 28・・・JAのCQのみ
21・・・応答率は多少改善した。
14・・・同上。
7・・・・Wの局数が増え7030Khz迄広がる。
3R5・・QSO済みのW以外は、JAのCQだけ。
ハイバンドでONにしたままのRF−AMPが効くと音が割れて聞き辛い。
AMPを切り、更に ATTを入れると音が締まり聞きやすい。
久しぶりのローバンドで漫然とやっていると気付くまで時間を要した。

 21時
 たまにはCQを出したが、応答はJAだけなので退散。
やはりこちらからCALLしたら、1発でCALL−BACKが有るCONDXでなければ無理な話。その後も各BANDの様子には大差はないが、CALL−BACKの有る筈のAS−RUSSI
Aの無応答にはガッカリく る。

 22時30分
 21MHZでHI3とQSO。
1サイクル(15年?)前の休みの朝、パイルで沢山の時間を費やしてやっとQSOが出来た思い出の有るH I3が、今やCQを連呼しているのをEU方向のANTで射落とした事に不思議な気がする。
当然ながらアメリカも入感しているのでアン テナをショートパスに向けて、ここでやっと100UP。
呼ぶだけなので捗らない。

 午前0時
 14MHZは堅調で、珍しくもない局ばかりだが、応答は良くなった。
SWRのDIPから一番遠い周波数で、SWRメーター反射電力の 針が大きく触れるので、不安が満ち溢れるが、今やそれが気にならない程に応答は良い。
最近のWEB上のレポートでは深夜のアフリカが目立つ毎日だが、今日はPED局が居ないのか、それが無い。実はこれによりNEWを増やす のが今回の目的だったのに。
ここでCQを出せばEUから呼ばれるとも考えたが、戦意喪失で寝た方がまし。

 午前4時
 はたと気が付くと夜が明けそうな午前4時。
再び発電機を回し各バンドの様子を点検からリスタート。
28、21・・・音なし 14・・・EUが聞こえる。
応答が悪く、SWRが悪い事が又もや気になる。
7・・・・EUが聞こえるが再送要求が多く、気の抜けないQSO。
イタリアを多数のJAが呼んでおり、当局には番が来ない。
3R5・・A6に群がっている。このパイルでは当局に順番は来ない。

 午前5時半
 EU各局はJAの複数の局に呼ばれ、1発で取れない事が再三の様で、あちこちで再送要求がおこなわれている。
この時期この時間ではこれが普通なんだろう。
そしてこの時間の3R5は早くも和文CWがもう始まっている。

 午前7時
 生きているのは14MHZだけの様で依然EUが安定して入る。
但し、応答はやはり50%程度。
CALL,NR共に数回再送してCFM するケースが半分あり、再送しても取れずに断念されるケースも2〜3割ある。
すっかり陽も上がったので帰り支度をする。
まずは睡眠の 補充から。室内は暑いので後ろのドアを開けてから風を通す。

 成績
 QSO:174,POINTS:501,PREFIX:135,SCORE:67635

 菖蒲
 ぐずついた天気の多い5月でしたが、6月はいよいよ梅雨です。
この時期は菖蒲の華やかな容姿を見れます。
ダリヤや百合と共に昔から家先に咲き、慣れ親しんだ花ですが、市の吹上しょうぶ公園には沢山の種類が集合しています。





 
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編集者 JR1CLL  RRK トップページに戻る