Scandinavian Activity Contest
          参戦記
主催 : 
後援 : 
日時 : 2004年9月26日 
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄

 参加の計画
 CWは9月18日の午後9時から24時間。
午後9時は日本とのオープンがほぼ終わっている時間から多くのQSOは期待出来ないと推測。
更に翌19日夕方のゴールデンタイムは不在なので、CWは18日に僅かな参加のみ。
SSBは25日午後9時からで、もし粘っても1時間。
26日の夕方に3時から6時迄で通算4時間程度の参加となりそう。
移動運用をする時間は無いので、無線基地がホームとなれば、細々とせこい3エレから21Mhzで参加。
この程度のQSO時間しか確保出来ない皮算用となる今年のSACだ。

 CWは9月18日の午後9時
 開始30分前にクラスターを見るとOHへ移動しているJA局が上がっている。
この為に行ったのであろうか?
他にもBAND確保やPRの為に、フィンランド局が普通のQSOをしているのが聞こえる。
このままコンテストへ雪崩れ込むのだろう。
9時直前にVVVを送信しているOH局に周波数を合わせ、時間と共にCQ TESTの切り替え後にCALLして001をGET。
他にも数局出ているが、電波が弱いので、ヘッドホーンに切り替えCALLするも引っかかるのがヤットで、一発でQSOは難しい。
ヤッとの思いの30分でOH(フィンランド)/SM(スウェーデン)/LA(ノルウェー)の3ケ国13局とQSO。
後はQSOが出来そうもないかすかなレベルなので止めたが、この時間にしては最初の推測より良く出来たと思う。

 SSBは25日午後9時
 10分前からワッチを開始したが、21,200の下でJAのラグチューが聞こえるだけで、21,200から21,300をサーチするが何も聞こえない。
更に丹念にワッチしたが,この時間に聞こえない限り明日の午後までは無いと判断してQSO無しで諦めた。
秋到来のこの時間帯は北欧との電離層は常識通りに駄目な様で、明日の夕方に期待する。

 26日午後3時
 午後1時過ぎから時々はダイヤルを回し、まだ聞こえないか探るが、聞こえるのはインドネシアやロシアのアジア地域のみ。
3時を過ぎても聞こえないので、TVで相撲を見ながら待つ。
今日は千秋楽で序2段の優勝はバルト海沿岸の国エストニア出身のバルト。
バルト海を囲むScandinavian沿岸からのCQが聞こえたのは午後3時42分のOHが1局目。

 午後4時
 スペインからのCQ Scandinavianが聞こえるのに、肝心なScandinavianからCQが聞こえない。
16時30分に2局目とQSO、何回CALLしても音沙汰が無く、プロセッサーを入れてPOメーターが元気に振れたら?となり、再送でヤットQSOに成功。
CONDXが悪いことを如実に示している。
依然スペイン局の信号は聞こえるが、それに応答しているScandinavian局の信号が聞こえない。

 午後5時
 局数は少なく、それもDUPEばかりなのでTVに戻り、相撲を見ながらNEWの参入を待つ。
今日は千秋楽で優勝は栃乃洋が敗退し大関魁皇に決まったが、最後の一番で魁皇が横綱朝青龍に勝てるか否かが次の焦点だ。
必死の攻防に自分の体を捻りながらのTV観戦だが、接戦の末に同郷の魁皇が勝った。
来場所に連勝すれば横綱になれるチャンス。
連勝がなければ年齢的には後がなく心配だ。

 午後6時
 ダイアルを21.200に合わせ、少しずつ上に回し、NEWを探す。
僅かに聞こえるが3エレではQQSO出来るレベルではない。
相撲を見ている間にNEWが来るどころか、皆退いてしまった。
JAとのプロパーゲーションは午後5時をピークに前後1時間、合計2時間のオープンが現在の電離層の状態の様だ。
念の為に聞えたCQに対しCALLを繰り返したが、無反応であった。
午後5時頃にはSメーターが元気に振れていた局も今やSメーターは振れず、ノイズでマスクが始まっている。

 成績
MODE QSOs Points Mult Score
CW 13 13 8 104
SSB 13 13 7 91

 曼珠沙華
 彼岸花とも言われるので、彼岸の中日には必ず咲いているとの先入観念から出掛けました。
場所は埼玉県日高市の巾着田。
ここはJRの各駅にもPRポスターが出ており100万本の群生で有名です。
青梅市の北隣で、朝6時過ぎに出たら30分後に到着しました。
残念ながら時既に遅く、半分は枯れ、残りの半分も最盛期を過ぎて精力が衰退しています。
来年は秋分の日より1週間は早く行きましょう。
今回はその中でも活きのよさそうな
のをUPしたのですが?!?
 
ご意見、ご感想、ご質問等有りましたらお願いいたします。je1rrk@cqjapan.com 山崎
編集者 JR1CLL  RRK トップページに戻る