全市全郡 Contest
          参戦記
主催 : 
後援 : 
日時 : 2004年10月10日 
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄

 準備
 全市全郡コンテストは10月9日に移動する予定だったが、台風22号の到来でやむなく10日朝に延期する。
今年は台風の当たり年で10月になっても依然脅かされている。
zlogのdatの最新版DLや機材の積み込み、更にガスの補充は、週間天気予報から雨の降りだす前の7日夜に済ませた。

 9日午後
 9日午後からは台風22号に煽られた断続的などしゃ降りで、予報どおりの豪雨になった。
夕方、予定進路の伊豆半島から上陸した台風22号は、神奈川・千葉を通り、茨城から太平洋に抜けた。
青梅では午後8時に風雨がおさまったが、夜の山登りは諦めた。

 台風一過が雨
 朝6時過ぎに家を出る時は、太陽が上がる前で薄暗いと思っていたが、山に入ると雨になった。
心配した崖崩れは無かったが、山に入って直ぐの落石を跨いだら腹を打ったので、以降は慎重に進んだ。
台風一過は晴天との先入観から、雨合羽は積んで無かった。

 8時17分開始
 傘を片手の設営でいつもより当然時間を喰った。
無線機の台を水平に補う小箱が見当たらない。
久し振りの移動で、移動用の小物グッズを幾つか漏れている。
コンテストは昨晩の9時開始なので、既に半分が過ぎようとする時間にヤット参入できた。
目標は500局QSOだが、昨晩が無いので400局に削減する。

 SHIFTがSHIFT
 無線機の音がずれており、聞き辛く調子が悪い。
1時間経過して、落ち着いた頃に再び凝視するとShiftツマミが右へ回っている。
これを戻すと鼻詰まりが解消しスッキリした音になった。

 PFキーの割付
 送信dataはzlogによりPF1〜PF8迄割付済だが、PF8を入れ替える。
$C CFM TU を作る。
CQの応答を受け、そのCALLとNOを送った後にCALLの訂正を受けた時、新CALLとNOを再送していた。
既にNOは確認できているならば、先方のCALLの修正だけで良いので、これにより簡潔化できる。
普段は呼ぶばかりの海外CONTESTへの参加が多いが、国内CONTESTでは呼ばれるのが魅力である。

 早めの昼食
 台風の翌日だからか移動局はやはり少なく、7Mhzと言えども空いている気がする。
数年前は1Khzに5局が並ぶ壮絶ぶりだったCWだが、今回は2〜3局/Khz。
それでも、周波数を確保しCQを出していると、いさい構わずその上からCQが始まる。
こちらも頑張ってCQを出すと、上からの方が居なくなる事もあるが、そうとばかりはいかないのが弱肉強食のコンテストの世界。
無線機の電源を切って、この機会に弁当を食べる。
朝5時起きなので、11時でも早くない。

 居座り作戦
 7MhzのCw-Contestを始めてまだ日は浅いが、CQを連呼すれば、遅くても数分後にはやがて呼ばれる。
ハイバンドでは10分や20分、CQの連呼だけで応答が無い事も有るが、7Mhzではその心配は無い様だ。
それならアチコチ動きまわる事無く、周波数を確保しCQを出し続ける方が、空振りでも効率は良い気がする。

 一日雨
 昼過ぎに幾分空が明るくなったが、またもや雲に圧され雨になった。
雨合羽を忘れたからには、日没頃に引き上げるとし、その後の100QSO分を差し引いた300QSOを新目標とする。
雨天から午後4時を過ぎる事からは車内は手元が暗くなり、早めの帰還を催促されている様だ。
午後4時38分の301QSOで、返り仕度とする。

 成績
 バンド  交信局数  得点  マルチ
  合 計       301       301 ×  243  =  73143

<時間ごとの交信局数>
 [08]   40 40
 [09]   38 78
 [10]   53 131
 [11]   28 159
 [12]   28 187
 [13]   34 221
 [14]   26 247
 [15]   31 278
 [16]   23 301
Total  301

 北海道の写真
 半月前に北海道に行き、初秋を感じてきました。
一湖:知床5湖の1番目の湖です。伸びやかな優雅さと幻想的な面を合わせ持っていました。
美瑛:丘のお花畑は最盛期を過ぎていますが、広大でなだらかなパッチワークが印象的です。
富良野:可憐なお花畑、そして防風林の後ろの山には雲がたなびいています。






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編集者 JR1CLL  RRK トップページに戻る