フィールドデー Contest
          
参戦記
主催 : 
後援 : 
日時 : 2005年8月6〜7日 
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄


 準備万端
 午後4時過ぎに車へ積み込みを終え、セブンイレブンとガソリンスタンドに寄って現着した。
第1希望地は先客が万来で、第2希望地へ移動。今迄、第2希望地でのレーシングは無く、今回も救われた。
7Mhz用DPアンテナをINVに張り、ZLOGの設定を終える頃は辺りも暗くなる19時半だ。
今日は青梅の花火大会で、ボンボンと音が聞えて来る。
エアコンをしていない車内は蒸し暑く、ビールを飲んで静める事に努めるが、口や喉だけが涼しく、飲むほどに体は暑くなる様な気がする。

 FDは
 今迄、国内CONTESTでは、ALL−JAやACAGには焦点を合わせて来たので、FDは久し振りの気がする。
このHPでも紹介の様に2002年まで連続で参加しているが、昨年・そして昨昨年はFDには参加して無い。
ALL−JAやACAGが24Hなのに対し本FDは18Hと手頃では有るが、暑いのが最大の難所である。
特に2日目の昼ごろは車内は蒸し風呂で、エアコンで逃げる為に、ガスは満タンとしてある。

 スタート
 開始直前にはVVVを送信し、9時きっかりにCQ CONTESTへ切り替えた割には呼ばれない。
携帯電話やインターネットの普及で無線の好きな人だけ残ったアマチュア無線界とも言われるが、7Mhzがこんなにも低落したとは予想出来なかった。
周波数を一番先頭の7010に換えCQを出す事さえ、過去は大それた事だったが、今やそれでも呼んでこない。ブラックホールの到来か?
この時間はアメリカとパスが開けている様で、CQの連呼で呼ばれない私をW7から私の名前付で呼んで来てくれた。

 窓には蚊も蛾も居ない
 夜、車内に蛍光灯を燈すと、誘蛾灯になり大量の蛾を呼ぶのだが、外は意外にも涼しく、蛾が窓に来ない。
青梅の都会は猛暑で毎日寝苦しい真夏の戦いだが、ここは虫が鳴きもう秋の到来だ。
こんな中にひたって居ると毎日の闘いが空しくも感じる。
発電機の音だけがうるさく現実的だが、既に山は秋が始まっている事を知る。

 一休み
 まだ暑さの残る夕方の設営から飲み始めたビールも、半ダース目でいささか酔いが回る。

さして呼ばれないので長期戦に備え、無駄な抵抗より早めの休息を選択し運転席を倒し休む。

 再開
 午前0時過ぎにハット気が付く。
無線機に燈を入れるとコンデションは回復しており、相応に呼ばれる。
やはり開始直後はブラックホールだった?
ロケーションのせいかそれともフェージングなのか、強い局は強いのだが、平均して電波が弱い気がする。

 午前2時
 この時間になるとALL−JAやACAGでも呼ばれなくなるが、FDも例外では無くやはり呼ばれない。ならば車の後ろで横になる。
この時期の車内は昼間の暖気が逃げず、寝袋がなくとも平気だ。
あと1ヶ月もすれば山の夜は底冷えを感じるほどになるが、同じ東京でも都会の昼間は残暑とか言って季節の変わり目はチグハグである。

 午前5時半
 目が覚める、辺りは明るく天気も良さそう。
3年振りのFDで、慣れない準備不足を感じる。昨日飲物を7本飲んでしまい、今日の分が3本は欲しいが、1本しかないのだ。
まずは目覚めに一口飲んで、発電機をスタートさせる。
これから1時間が、地上波が伸びる時間帯でハイバンドではマルチ稼ぎタイムだが、果たして今日の7Mhzは如何に。

 朝の始まり
 5時や6時台は移動局からのコールが多い。彼らも今目覚め、そして今日のリスタートを始めたからだ。
7時や8時台は固定局からのコールが増える。こちらは安心して寝ていられる分、スタートは遅くなる。
昨日から1時間のQSO数が30以下だったが、7時台には35となり、8時台もその勢いだ。

 中止の指示
8時を過ぎると山の和尚さんが上がってくる。今日はお寺と林道の草刈が有り、大勢下から来るとの事。
その後、軽トラが何台か来たが、その先頭Grは門を通り越し、更に上のお寺へ移動した。
次の第2Grは受け持ちがこの駐車場周辺の様で、拾数台はこの駐車場に止めた。
そして、ここに居ると草刈の邪魔になるので、退去を・・・との事だ。
自治会活動を妨害するつもりは無いので、相手のお話を素直に聞いて退散をする事にした。
2001年のFDの報告でも触れているが、今迄下の駐車場は対象外で免れていたが、今回の上は対象だった。

 成績
 時間的には半分残しているが、150QSOで11700点
 バンド  交信局数  得点  マルチ
   7 MHz      150       150       39
  合 計       150       150 ×   39  × 2  =  11700
フル参戦に備え、前半は休息を充分に取りながら後半入り口のリタイヤで残念。

 ラベンダー
 こう暑いと涼しいところに憧れます。1ヶ月前になりますが、北海道の富良野を訪ねました。
ラベンダー園を6箇所回りました。
@ゼルブの丘 Aかんのファーム B日の出公園Cファーム富田
D中富良野ラベンダー園 E彩香の里
今年は桜も昨年より1W以上おくれましたが、ラベンダーの色付きもその分薄い様でした。
@ACの写真をUPします。








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編集者 JR1CLL  RRK トップページに戻る