CQ WPX CW Contest
          
参戦記
主催 : 
後援 : 
日時 : 2006年5月26日〜28日 
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄


 NAはNG
 7Mhzの移動運用を予定していたが雨なので中止して、ホームから14Mhzで細々ながら呼び専門とする。
9時開始前に無線機を聞いたが、SSNが最低期のせいか、信号が弱く、Sメーターが振れない。
この時間帯はSSNさえ普通なら北米のオンパレードの時間だが、それさえかすかでSメーターが振れず、呼んでも空振りのみ。Sメーターの振れる局はASIAのみだ。

 10,11時もNG
 10時や11時には北米とのパスが改善するかもと思いきや、全然その兆しは無く、アシアのCQばかりが目立つ。
ここ数年のSSNの下降期にあっては、EUは早めに沈んだがNAは健在だった。
頼みのNAが聞こえ無いのでは無線はほぼ全滅に近く、ASIAやOCだけでは意欲が後退する。

 14時にW到来
 ARRL DX CWの14Mhzでは夕方までカルフォルニアが聞こえる事がある。
買い物や昼食を済ませてから再びスイッチを入れた。
何と、そのカルフォルニアが聞こえるではないか! それもSメーターを9迄振らして。著名局のみで一般局は聞こえないが、贅沢は言えない。
これでもスピーカーから流れるCW音は臨場感が溢れる!

 15時はVE全開
 午後3時はカナダからの信号がS9で飛び込んで来て依然好調。
久々の活況が蘇るが、局数的には少ない。取り合えず順に呼んで手短にコンタクトを終える。

 17時台も依然NA
 何回かバンド内を行き来し、強い局はQSO済みとなり、弱い局を探す余裕も生まれたが、間隙の局はやはり弱く聞こえ辛い。
こうなると果たして何時頃までNAが入るのか、フェードアウトする迄確認したくなる。

 19時も健在
 W6・W7、VE7の北米は西海岸がいずれも健在で午後7時を迎えると加えてアラスカが聞こえる。
アラスカが聞こえ、VKやZLのオセアニア勢が強くなると間もなくNAはフェードアウトが始まり易いのだが、今日はどうか?

 20時半に東海岸
 夕食を終え、無線機に灯を入れると依然Wだが、それは西海岸ではなく東海岸が聞こえるではないか!
SSNが最低期でつまらないと昼前は諦めかけていたのが午後になり西海岸がそれなりに入感し、そして今や東海岸まで入感するに至っては嬉しい誤算である。

 22時はEUが優勢
 依然NAは入感しているが、同様に北欧が耳に付く。今から風呂に入るので又もや休止。

 深夜0時
 依然電波の到来は盛んでNA・EUが同時に聞こえて大忙しだ。
Sメーターもそれなりに振れて多くは交信可能なレベルなので取りあえずEUを中心に10QSOを行い寝る事とする。

 日曜の朝
 無線機に灯を入れた朝8時にはバンド内は賑やかと思いきや、MAILの返事を先に書いたり顔を洗ったりしてたら9時になった。
朝食等の朝の用事を済ませ、妻の要望で花壇の手入れを終えた頃には朝はとっくに過ぎ正午です。
その間数分づつ何回か聞いたが、やはりNAやEUも一部かすかに聞こえる程度でQSOには厳しいレベルでした。
でも昨日の学習から、午前は駄目でも午後から夜に掛けてジックリやれば何十QSOなら積み増しが可能でしょう。電離層はすでに夏模様です。

 Restart午後2時
 昨日よりWの入感レベルは低い感じ。強い局は昨日QSO済みで重複となるので、今日は1段弱い局を呼ぶので局数が伸びない。
Sメーターの振れない局を呼んでも応答が無いのは普通なので、もう少し待つ事にする。

 16時
 NAの信号はクッキリ浮き上がり聞き易い。下草が無いのがとてもクリヤー。
CQを出している局の半分はQSO済みだが、半分はジックリCALL出来る。
4桁コールが殆どだが5桁コールの局も散見。

 19時半
 昨日は20時に北米東岸が開けたので、今日は30分早めに覗いたらやはり開いてた。
但しSメーターを見ると5〜7を揺れている事や
QRMが相応に有る事からオープン直後で安定するには30分位要する様で、やはり昨日と同じ20時が食べ頃?
今は生煮えの局も有り、再送の連続では面白くないので、少し待ってみる。

 21時
 今までアンテナを北東に固定しNAを中心にCALLしてきたが、明日は会社で自由時間も残り少ない事から、アンテナを北西に振りEUと数局かQSOして終りとしたい。
QSOは109局で北米・南米・アジア・オセアニアとヨーロッパの5大陸とQSOしたが、アフリカは出来なかった。14Mhzで夜のオープンを久しぶりに少しかじった。

 足利フラワーパーク
 5月上旬の足利フラワーパークの様子を5枚の写真で紹介します。








ご意見、ご感想、ご質問等有りましたらお願いいたします。de-je1rrk@cqjapan.com 山崎
編集者 JR1CLL  RRK トップページに戻る