Scandinavian Activity Contest
          
参戦記
主催 : 
後援 : 
日時 : 2006年9月17日〜18日 
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄


 秋の夜長
秋と言うには少し早いが、電離層のCONDXはもう秋。
日本時間の16日夜9時から17日の夜9時まで24時間の内、16日は開始以降1時間程度、17日は夕方に数回覗けば、強い信号の局は呼び尽くすだろう。
装備は、ローテーターが壊れEUへ固定の14Mhz2エレ八木です。

 40分遅刻
 テレビを見てたらCONTESTを忘れ、気付いたら40分の遅刻。
ZLOGを急いで立ち上げ急いで呼ぶが応答はWが目立つ。
Wの多くは聞こえないが中には聞こえる局もおり、Scandinavian局は大もての様で羨ましい。
何度もコールしていると、CQに代わり私のPREFIXを打ってきた。
これでやっと1局目にあり付けた。
WやEUの後か隙間にJAを取るようで、私は又そのビリだから待たされる待たされる。

 CONDX
 CONDXは良いのか悪いのかわからない。
返答を聞くとW>EU>ASの順でEU自身はたまにしか聞こえず、SCANDINAVIAだけが浮き上がっている。
その周辺の国々も同じ様に聞こえるのが普通の筈だが。
強い局はSが7〜9から、Sが振れない程の弱い局迄満遍なく分布している。
静かな周波数だと弱くてもAF-GAINで稼げるから応答となり、周波数選択は弱い局が生き残る大事なそして難しい技。

 23時
 この時間になると音はすれどもSメーターが振れず総じて退散模様。
明日は21時までだからこの時間は関係ないが、一応覗く事で全般の様子を知る。
JAのCONTESTでもQPRが活躍するのは2日目の午後に混雑が解け、やや静かな時がチャンスなので明日午後に期待し、今日は終わりとする。

 2日目15時
 この時間はすでに開けており、フィンランドの数局が入感している。
貰う連続番号が4桁となっており、一握りの局のアマチュア無線熱は依然熱いことを感じる。
他にスエーデンとノルウェーが数局聞こえる。2日目の午後の応答は待たされる事無く、1発で気持ちが良い。

 17時
15時で強力に入っていた局がこの時間には弱い。大きなフェージングの山谷で全然違う。
強い局は交信済みとなり、少し弱い局を探すが、AF-GAINを上げると雑音の比率が大きいので聞き辛い。

 18時
 この時間はSCANDINAVIA諸国だけでなく、その周辺の東欧や西欧の数局も同じようなレベルで聞こえる。
CQを出している局は殆ど交信済みで、局数は伸びず。

 20時半
終盤の30分を覗いた。マルチバンダーは最後に得意な周波数で幕を閉じようとするので、新たな局が見つかると思いワッチ。
いずれもフィンランドだが、6局2マルチが増えた。
最終スコアは、48QSOで22マルチ(PREFIX)で1056点

彼岸花の季節ですので1輪UPします。

ご意見、ご感想、ご質問等有りましたらお願いいたします。de-je1rrk@cqjapan.com 山崎
編集者 JR1CLL  RRK トップページに戻る