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懐中電灯 今回は天気も良さそうなので、久しぶりに移動運用で、ローバンド(7+3R5)に挑戦する。 まずは仕舞い込んだ無線機等の機材を取り出し、点検し積み込む。 夜は懐中電灯が必需品だが、3本とも故障だったので、家の現用品を持ち出す。 アンテナの設営 設営は過去に何拾回も行った場所でアンテナから始めたが、ブランクと歳の双方から、途中でおかしいと気付いて何回もやり直す始末。 ポールのトップに負荷を載せるが、最大に伸ばした時が最高に不安定となる瞬間にステーが効く様に、まず先に空でポールを伸ばしてステーだけを張るのが要領だが、すっかり忘れていた。 SWRの確認 アンテナの設営で苦労した分、SWRの確認はいずれも良好で無調整ですんだ。 ここでつまずくとポールの上げ下げやワイヤーのカット&トライで数時間を要する事もある。 野ざらしにしておいた発電機も心配の種だったが、前の日曜日に掛け、少し運転をしたので今日は安心。 お茶が無い 心安らかに無線機の設置や配線へ進む。 来る途中、コンビニで飲食物を仕入れたが、肝心なお茶と言うかソフトドリンクが無い。 氷結を開けてALを飛ばす作戦を考えたが、見える程には飛ばないようだ? 午後2時 7Mhzではアメリカや日本のパイルを浴びている6Y(ジャマイカ)からの信号がS5程度で聞こえる。 応答を得るにはS9程度の電波伝搬が必要だが、やはり応答は無い。 日本から呼んでいる人たちの信号は強く、当局なんかはかき消されるだけだろう。 XE(メキシコ)もパイルだが、S5だから呼び続けると惨めな気持ちが増幅するだけだ。 パイルの無いアルゼンチン局をコールし応答を貰えたのが本日の初QSOで、呼ぶだけのCONTESTの始まり。 全体のSが9に上がるには少し早いので、発電機を切り小休止をする。 午後5時 全体のSが9に上がっおり狙い通りで、これなら応答も貰えそう。 HC(エクアドル)が聞こえるが、瞬く間にパイルになり諦める。 まずは韓国のCQを発見し、コールで応答あり。アメリカも西海岸が多いが、中央部や東海岸も聞こえる。 5時半にはEUの14Zoneが聞こえ始めた。先方の応答する時が無いほどにコールが続いている。 CTESTWIN 永年ZLOGを愛用して来たが、CABRILLOフォームでUTC指定をしてもJSTでしか出力されない。 自分の操作に問題が有るにしろ、これでは出せないので、別のCONTESTLOGを探したらCTESTWINに行き着いた。 まだ操作は不慣れだが、何とか使えそうだ。 午後6時 本日初のEUとなるOH(フィンランド)をGET。 久しぶりの移動だが、耳も慣れたせいかやっと気分が落ち着いた。 午後6時半には北米、オセアニア、アジアそしてヨーロッパも同時に聞こえる状態で、気持ちが高揚する筈だが、呼ぶだけでは局数は増えない。 3R5 家では出来ないローバンド、それも3R5は移動ならこそ出来るBANDだ。 切り替えた第1印象は7Mhzより静かな気がする。恐らくや7は雑音も含めて隙間無く音がするが、3R5は隙間が有るからか? モンゴル、中国、アメリカ、アジアロシア、カナダの局と何局かQSO出来た。 午後7時半 2時間前に7Mhzで最初に到来したZone14:GD8だが、今やZone14も開けてパイルも消え、当局のコールにも1発で応答を頂けた。 いつものCONTEST参戦は、ホームから呼ぶだけなので、家事の合間に数回覗けば終わりで時間は少なくて済むが今日は移動運用なので、その数倍の時間が有り、退屈になるほど。 午後10時 オセアニアの島からのQRVはEUに人気が高く、グアムやサイパンそしてニュージランドやオーストラリア迄強烈に呼ばれている。 これは日本からは楽勝でもEUからは難しく、日本からはアフリカやカリブとQSOが難しいのと同様な現象だそうだ。 依然として北米も入感しているが、中心はヨーロッパに移った感がある。 午前0時 7、3R5共に聞こえる局も減り、UゾーンとJAばかりが目立つので、終わりとする。 激しいパイルに駄目もとで色々な呼び方をし、応答されると嬉しいものだが、それも束の間。 新型無線機のハイパワー化は、アンテナを含めて力の有るものだけが沢山QSO出来る時代を招いている。 勝ち組や負け組みと言った企業や人間の差別化は、アマチュア無線の世界にも浸透している。 807で作った送信機で初めて外国と交信してから40余年が経過したが、皆が楽しめる時代は過ぎ去った? 成績は3R5=19qso,35ponts,15Multi。7=66qso,168points,40Multi 初冬の若草公園の落ち葉です。毎朝ここを見ながら会社へ行きます。 ![]() |
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編集者 JR1CLL | RRK トップページに戻る |