ARI International DX Contest
          
参戦記
主催 : 
後援 : 
日時 : 2007年5月6日 
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄


 14MhzCW
ローテーターが回る様になったので、5月連休最後の休みは無線を覗く。
午前10時にアメリカのCQが聞えるか確認したが、何も聞えない。
イタリア主催のコンテストだから、どうしてもヨーロッパが中心となり、他の大陸からは無視される様だ。
バンドは14MhzでMODEはCW。

 7QP
 ARIのCQは聞えないが、7QPのCQは聞えるので、7QPとは何かを調べる。
アメリカの7エリア8州(WA/ID/OR/NV/MT/WY/UT/AZ)対その他の地域とのコンテストの様だ。
CQは連呼されているが、応答が無く寂しそうなのでCALLしたら応答が有り。
コンテスト番号が分からないので、とりあえず599TUで返答したら、TUが返って来た。

 Uzone
 11時に北米ではなく、無線王国のASIAロシアからCQ ARIの一局目をGET。
暫く聞いていたが、呼ぶ人も無く寂しい。でも粘り強くCQを出しているのでEUが開ける頃には大漁となるのだろう?
そのEUロシアから12時半に1stQSOが出来たが、それで2局目。

 イタリア
 午後1時半なのにもうイタリアが聞える。主催国ともなれば、なんという気合の入り方だ。
1回のコールで完璧なコピーはされなかったが、再送でバッチリ。
県名記号もリストと照合してバッチリだ。

 Uzone2
 ヨーロッパのコンテストを覗いていつも思うのがアジアロシアとのQSOが案外困難な事だ。
距離的にはヨーロッパの半分位だから飛んでも良さそうだが、それが無視されたり再送要求が多い。
アンテナの方向がEUは北西だがアジアロシアは北にしないとかすれてしまうのかも。

 中だるみ
 午後2時半頃にはそれまで聞えていたEUやASIAロシアの局が他のバンドへシフトしたのか、電波伝搬状態の変化で聞えないのか、居なくなった。
カテゴリーがオールバンドしかないので、その設備がある場合は適宜シフトする方が得点では遥かに有利だ。
そうするとQSOする相手は居ないまま、午後3時半になっても回復せず。

 午後4時半
 午後4時を過ぎてもこの状況は改善せず、ザーザーガーガー音ばかり鳴り響く中を時々ダイヤルを回す。
突然その中からバルト海沿岸の国からCQが出ているのを発見しCALLしたら応答が有り。
でもそれが拡大するような甘い話はなく、やはり消えてはまた聞える繰り返しの様だ。

 午後6時半
 午後2時半頃からの基本構造は変わらず、局が変わりながら午後4時半から状況が時折繰り返されている。

 午後9時
 夕食も終わり風呂に入る前にもう一度覗く。すると昼間の2時かそれ以上に賑やかだ。でも、もう気持ちが明日の出社モードになっているので、これ以上は出来ない。2局QSOして終りにした。これから夏場に向かい夜も賑やかになるのかな。QSO数は25局で63ポイントで8マルチの504点だ。

 薬王寺
 青梅市今井の薬王寺はつつじが有名だが、今年は天候不順で花が少なく見栄えが悪い様だ。
数年前から毎年数回訪れるが、こんな事は初めてだ。やはり1月2月と暖かく3月4月が寒かった影響か?
2年前の美しかった時の写真をQSLカードにしているので貼付します。


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編集者 JR1CLL  RRK トップページに戻る