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CQ WORLD WIDE DX CW
Contest 参戦記 |
主催 :
後援 :
日時 : 2007年11月24日
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]原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄 |
久し振りの移動運用
10年前には毎月2〜3回、年に20〜30回も移動運用をしていたのに、ここ最近は年に1回がやっとである。 他人の道具で昼間だけのお客様運用ならまだしも、全て自分で設営し夜を過ごすとなれば、一大決心が必要である。 今年もここらで腰を上げないと錆付いてしまうので、昨年と同じWWのローバンドで青梅の裏山に行きました。
ガソリンはタンクではNG?
無線の専用車から妻と共用車なった。 まず10mポールが入る事は確認したが、社内を汚さない様に気を使い、ポール用のケースをカーテンを切り、手で縫うこと1時間。それなりの物が完成した。 最初は掛からなかった発電機も、プラグを拭いたら掛かったので安心し、ガソリンは途中のスタンドでタンクに入れる事に。 セルフで入れていたら、監視員が走って来て、タンクに入れるのは禁止だから止めてくれとの事。 止めろと言うから止めたが、3.4リッター入ったから、明日の朝までは持つ量なのでこれで行く事にした。 セルフがいけないのか、それともタンクが禁止になのか、何が何だかわからず仕舞です。
556
物置にアンテナやパイプ類は入らないので、野ざらしだ。タイヤベースも野ざらし組で、組み立ての段階で下のネジが錆付き回らない事を発見。 レンチで何とか回したが時間を大きくロスした。 明日帰ったら、もう一台のタイヤベースも556を吹き掛ける。そして移動の常備道具に556を入れなければなりません。
ビニールテープ
10mポールの先に4mのポールを継ぎ足してINVを張る。 4mポールは同軸ケーブルの重量でしなるのを防ぐ為に1mおきにビニールテープで同軸ケーブルをポールに固定する。 これにより4mのポールを継ぎ足しても10mポールを最後まで伸ばす事が出来る。 そのビニールテープがもう無いので買い足しが必要。消耗品は補充が肝心で忘れない様に書いておきます。
BP−200
昨年のWWのままの状態でINVアンテナは仕舞われている様で、3R5のトラップがついているから7と3R5の2バンドだ。 アンテナは暗くなる前には上がり、BP−200でSWLを測定したが、7のDIPが不自然でその付近になると周波数が飛ぶ。 3R5は良さそうだだが、これでは安心出来ない。 BP−200は便利だが、1年に1回の使用頻度では故障したのだろうか? アンテナが原因ならトラップが1個割れているのが不良かも。これは昨年の撤収で自分が踏んだ事を思い出した。
PCの固定
ノートパソコンの大きさに板を合わせて切り、下をハンドルに止め、上においたパソコンを止めると出来上がる方式だ。 今やCONTESTはパソコン1台でマニュピレーターはもう何年も使った事が無い。
そのパソコンをハンドルに固定する針金が折れた。何とかしたが、もっとましな取り付け方法を考えねば。
SWR
アンテナを無線機につなぎ、SWR計で見ると7は1.2なので、今日はこれで行く事にする。 ホームの無線機はデジタルでSWRが表示され、移動時のクロスメータは久し振りで最初は見方も忘れていたが、見てるうちに思い出した。 取り合えず、夕暮れも迫るので、アメリカ(カルホルニア)の2局とQSOを行い、無線を行う全ての準備が出来た事を確認し一人で祝杯を上げる。
FT847
ローバンドではアッテネーターを入れると音が聞き易いとか、呼ぶだけならCWフィルターは狭めた方が選局し易いとかやっているうちに、段々思い出してくる。 FT847に限らず外部に直接出ているスイッチは試せるが、ファンクションキー操作での選択は、取り説がなければ全くわからない。 移動先で取り説から操作を捜す位なら、ホームで時々火を入れる事が考えた方がましかな?
夕方はアメリカ
夕方はアメリカが多い。その多くはゾーン3の西海岸、一部にゾーン4の中央部もあるが、ゾーン5の東海岸は無い。 アメリカの合間に地元のアジア諸国やオセアニアとも交信できた。
休息
秋の夜長と言うので、先に寝心地を試す。専用車の時代は全面が平坦だったので、案外寝れた。 今度は、飛行機と同じリクライニングだけなので、感触がまるで異なる。 特に頭はヘッドレストだけが当たるのを防ぐ為にその方向を反転させて枕をかぶせる。
年に1回では慣れそうも無い。
EU
小休止の後は午後9時を回り、空のコンデションは北米からEU(ヨーロッパ)に変わっていた。昨年より順調に聞える様で、少しやる気が出る。
ガス補充
午後4時過ぎから回し始めた発電機もそろそろガソリンが無くなる時間だ。
外に出ると月灯りで照らされ結構明るい。懐中電灯を照らしながらとガソリンタクから発電機に全て移す。
天気は良好で、寒くなく心地よい。
OK コールすると1/3は応答なし(パイルも含む)、1/3は1発で取って貰え、残りは何回か再送が必要。その時にコールがOKか聞かれる事が度々有る。 この様な返答にはCWのファンクションに「キー入力でCW送信」があるので、これをデスクトップに出しておけば、便利の様だ。
QRM
他局がドンドン取って貰える中で、当局だけが何故取って貰えないのか嫌になる。
かと言って、CQを出してる局でも、当局が取れているのに、取れずに再送要求を繰り返している局もある。
結論は、混んでいる中ではCALLしてもQRMに紛れて取って貰えない事も再三あるが、バンドの上端ではQRMやQRNが少ない事からほぼ取ってもらえる事を改めて確認出来た。
SCORE BAND YEAR
QSO ZONE DXCC 7 2006 66 16 24 2007 95 17
32 3R5 2006 19 8 7 2007 14 6
4 7Mhzは交信局数が増えてDXCCも増えた。その為に有る程度は楽しめた。
奥利根根源
11月3日に群馬県水上から山道に入り、「奥利根水源の森」を訪ねました時の写真を1枚UPします。
すでに最盛期を過ぎた様で、道路にそれらの落ち葉が舞い散り、所によっては積もっていました。 それでも途中に、いくつもの滝があり、道路から見る紅葉は天気にも恵まれてまだ素晴らしいものでした。 「奥利根水源の森」の奥の湿原を2箇所探索しましたが、すでに晩秋の構えでした。
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