PACC Contest 参戦記 主催 : 
後援 : 
日時 : 2008年2月10日
原稿 JE1RRK 青梅市 山崎喜久雄


 午後2時
 アンテナを北西のヨーロッパに向け、ZLOGを立ち上げマルチを001形式に設定する無線機に灯を入れ、バンドの下からサーチするがCQ PACC TESTは聞こえない。ここで石油ストーブのガスを補充し、暖めてから14MhzCWに改めてトライする。
1局も聞こえないので不安となり、期日や時間はルールでは間違いない。
ZLOGのPACC.DATを開き、併せてマルチを確認する

 午後3時
 あまりに静かなので再度ルールでPOINTを調べると、PAのQSOのみ有効で、周辺国は駄目そうだ。
その為か、それを知らずにCQ PA TESTのUゾーン局を呼んだら反応がおかしいと思った。念の為に自分の過去の記録をホームページで確認したらやはりその通りだ。
ルールは全て英語で、確認は見当で読んでいるが、難しいといくら辞書が有っても分からない。

 午後4時
 PA(オランダ)の出現を待ちきれずに、Uゾーンの数局が盛んにCQ PACC TESTを発射している。
確かにそろそろ出番だが、電離層の状況は自然界の現象なので、その時が来るまでは応答は無い筈だ。

 午後5時
 当局にもやっとPA(オランダ)が聞こえ始めた。
バンドの後ろ側で最初に発見したが、周波数が上側の局は弱くて聞き辛いので、ダイアルを原点に戻し14000からサーチし、強くて分かり易い局からコールする。
確かに一握りの局は音もクリヤでSも強いが、多くの局は弱いのでCaLLを取るのも何回か聞くようだし、NRに至っては前の人のQSOで確認しておく必要がある。
午後4時までの各時間帯でのワッチ時間は20分足らずだが、この時間帯ではやっと聞こえる様になったので18時まで連続でQRV。やはり平均して信号は弱く、応答で?が返ってくれば粘り次第でQSOが出来たが、数回CALLしてもかすりもしないと諦めざるを得ない。

 SCORE
 夕食で離脱したが、午後7時半に無線機に戻ると既にフェードアウト済み。
12QSOX6マルチ=72点で,QSOは午後5時からの1時間が勝負でした。

 春の声
2月も後半になれば梅の便りが聞こえる。春の訪れも間近い。

ご意見、ご感想、ご質問等有りましたらお願いいたします。de-je1rrk@cqjapan.com 山崎
編集者 JR1CLL  RRK トップページに戻る