=VoIPリンク研究会からのお知らせ= =VoIPリンク研究会活動報告= VoIPリンク 活用方法 | |||||
マイ・ノードで出来る事の色々 その1 基本的な使い方。 まず基本的な使い方として自分の愛用無線機と、スマホをノードで繋ぎます。 無線機のが受信した音声はノード用スマホからZelloに送信され、操作用スマホでその音声を聞く事ができます。 そして、操作用スマホのZelloより送信すると、スマホ用ノードが受信してノードを通じて無線機より送信されます。 このように一連の送受信が行えるので、これを繰り返せばいつものローカルとラグチューが出来ます。 操作用スマホは何も家の中で無くても、ネットワークに接続出来る環境が有れば、仕事先でも旅行先でも自宅のシャックからOn Air出来るわけです。 その2 このノード局を複数局で使う。 基本は自分専用のノードですがコレはノードがと言うより、ノードに接続されている無線機が自分専用と言う意味で、自分以外の局がZelloからアクセスすると、他人の無線機から電波を送信してしまう事になり、電波法に抵触してしまいます。 そこでノードはそのままで繋ぐ無線機を社団局登録にする事で、構成員がノード経由でクラブコールの無線機からOn Airする事ができます。 但し、この場合ノード局からIDが出せなくても、運用局が◯◯◯ノード局経由で出ています。と送信すれば大丈夫です。 その3 2台のノード局同士を繋ぐ。 離れた2地点にノード局を設置してZelloで相互に接続します。 この様にすると、ノード局Aに向けて無線で送信するとノード局Bから無線でさ送信され、その反対の動作もするので離れた2地点間が相互に通話できる事になります。 そして接続する無線機も例えば、A局に6m機を繋ぎB局に1,200MHz機を繋いで構成すると、6mと1,200MHz間でコンタクトできる訳です。 その4 中間リンクにアクセスする。 3の様にノード間を相互に接続している場合、中間リンクのZelloにアクセスする事で、両方のノード局から送信されて何処からでも通話が可能となります。 中間リンクに使っているZelloは簡単にアクセスできますが、セキュリティの掛け方では非常に強力なシステムで安心して使えます。 その5 レピーターのゲートウェイとして。 いつも使っているローカルレピーターですが、チョット離れてアクセスしようとすると他局をダブルアクセスしてしまい使い難い。と言う話を聞きますが、こんな時もノード局をレピーターの近くに設置して、少し離れた場合はスマホからZelloにアクセスすれば良く、旅行や出張などで地元を離れた時でも、出先の何処からでもレピーターにアクセス可能です。 その6 受信機に接続して。 ノード局の接続は何も無線機だけではありません。 例えば、エアバンドをワッチしている受信機にノードを接続すると、何処にいてもワッチする事が出来、複数の周波数をスキャンさせて聴くことも出来、Zelloにはログが残る機能もあるので後から聞き返す事も出来て便利です。 人に聞かれてまずい場合はZelloにパスワードを掛けておけば良いでしょう。 その7 ノードを使ってデジピーターもどき。 その1の基本接続でZelloを設定するだけでデジピーターになります。 Zelloの連絡先の中からechoを選びます。 次に右上の点が3個をタッチし設定→PTT→VOX bottonと選択します。 上から2つともチェックして2本のレベルは真ん中よりひとつ右に設定します。 次の数字は100msに、最後は2,000msとします。 echo画面に戻ると左下に白い波マークが出るので、コレをタップして青くします。 コレでノード用無線機が受信するとZelloに送信を開始し、受信が終わるとZelloも送信を停止して少しすると、Zelloで今送った音声をechoが送り返して来るのでそれを受信するので無線機より送信されます。 この動作はデジピーターそのものです。 その8 番外編として。 このノードをデジタル行政防災無線の受信機に接続して、放送音声をZelloにて送信します。 コレをスマホで受信する事で、地域を離れていても地元の防災放送を聞く事が出来、同時に難聴地域対策として使わなくなったスマホをWi-fi接続して充電器を繋ぎ、高齢者宅などに置く事で戸別受信機としても使えます。 その他 まだ考えると色々な用途があるかと思います。 みなさんも色々考えて実験してみて面白い使い方が有ったらここに紹介してください。 電波法を遵守し違法行為とならない様気を付けて新しいハムライフを楽しんで下さい。 |
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